外食ニュース
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【年末年始 休刊のお知らせ】
日頃より、"外食業界メディアNo1※1"フードリンクニュースをご愛読いただき、誠にありがとうございます。
※1:フードリンクニュース読者アンケートの結果、64%が外食関連の情報媒体のなかで1位と回答
2024年12月26日(木)~2025年1月5日(日)は、フードリンクニュースを休刊とさせて頂きます。次回の更新は、2025年1月6日(月)より、通常通りの配信になります。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
なお、臨時ニュースが発生した場合は配信することもありますので、ご理解賜れれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
2024年の幕開けは、石川・能登半島地震、日航機と海保機が羽田空港で衝突炎上と想定外のショッキングなニュースからの幕開けになりましたが、数々のドラマを生んだパリオリンピック、大谷選手のメジャーリーグ史上初となった「50-50」の達成、日本のプロ野球では、まさに史上最大の下剋上を起こした横浜DeNAの日本一など、スポーツの力が世の中を明るく勇気づけてくれたと思います。
さて、2024年も残りわずかになりました。外食業界においても様々な出来事がありました。
そこで休刊中は、2024年話題となったニュースをテーマ別に振り返る『2024年 外食業界まるかじり』を、お楽しみください。
『2024年 外食業界まるかじり』
【外食アワード2024】
12月5日(木)、「外食アワード2024」が発表されました。外食事業者部門では、大倉忠司氏(株式会社エターナルホスピタリティグループ:代表取締役社長CEO)、佐藤裕久氏(株式会社バルニバービ:代表取締役会長CEO兼CCO)、大谷光徳氏(光フードサービス株式会社:代表取締役社長)、山本昌弘氏(フランチャイズビジネスインキュベーション株式会社:代表取締役社長)の4名が授賞されました。
また、2024年話題となった外食キーワードには、「M&A活況」「インバウンド価格」「カルビ丼業態」「日本フードサービス協会(JF)50周年」「カスハラ対策」が、ノミネートされました。
■大倉 忠司 氏(株式会社エターナルホスピタリティグループ:代表取締役社長CEO)
➡「大倉ジャパン 世界に挑む」 大倉社長独占インタビュー

大倉忠司氏
■佐藤 裕久 氏(株式会社バルニバービ:代表取締役会長CEO兼CCO)
➡街創り企業へ、創再生のバルニバービ
■大谷 光徳 氏(光フードサービス株式会社:代表取締役社長)
➡「焼きとん大黒」光フードサービス大谷氏、宣言通り上場!上場記念インタビュー
■山本 昌弘 氏(フランチャイズビジネスインキュベーション株式会社:代表取締役社長)
➡『鰻の成瀬』 山本社長が激白。「鰻に興味があるのではなくて、FCに興味がある。FCオーナーの人生をよりいっそう豊かにするのが私の本望」
<2024年外食キーワード>
「M&A活況」・・・多角化戦略を進める大手外食企業による吸収合併、投資ファンドによる外食企業買収、中堅外食企業オーナーのバイアウト...等々、M&Aが活況を呈した。
「インバウンド価格」・・・アフターコロナでインバウンド需要が復活する中、外国人客向けに高価な値付けを行うインバウンド価格が目立ち、中でも「インバウン丼」は流行語になった。
「カルビ丼業態」・・・焼いた牛肉をご飯に乗せる「カルビ丼」と、韓国料理の「スンドゥブ」を看板商品にしたカルビ丼業態。大手外食企業も店舗展開を進め、ますます各地に広がった。
「日本フードサービス協会(JF)50周年」・・・1974 年の設立以来、日本の外食産業の発展・地位向上や豊かな食文化の継承などに注力してきた日本フードサービス協会(JF)が50周年を迎えた。
「カスハラ対策」・・・顧客からの理不尽なクレームなどを意味する「カスタマーハラスメント」。従業員を守るために、外食業界でもカスハラ対策を強化する企業が増加。

流行語大賞にもノミネートされた「インバウン丼」
【鋭く切り込んだ記事】
フードリンクニュース独自の忖度しない鋭く切り込んだ記事は、"愛のムチ"です。
➡「ダンダダンが泥沼の7連敗」 歴史的失速、今期残り3ヵ月で連敗ストップとなるか?

4月1日からランチメニューを大幅リニューアル 「究極の餃子定食(税込1,000円)」
➡600店舗目標にむけて邁進するバーガーキング。順調そうに見えるその裏にはらむリスクとは
➡ペッパーフードサービス新業態のおひとり様すき焼き「すきはな」がSNSで炎上中。そりゃ炎上するわな(笑)
➡テンアライド迷走?「神田屋」が関西から消滅。後釜は「てんぐ大ホール」だが・・!?
➡「ユナイテッド&コレクティブの新業態、"出汁"をテーマにした業態の完成度は高い」が、デイリーランチでは手を"出汁(出し)"にくい価格ではないか
➡約60ブランドも展開しているのに、いまいちパッとしない焼肉坂井HD。旗艦ブランドである「肉匠坂井」の驚きの真実とは?
➡パクリ元はイーストンの「麦と卵」? 話題の松屋が手掛ける「麦のトリコ」。ありきたりな業態でも通う価値って「松屋がやってる」以外にどこにある?
【大手チェーンの新業態】
個性的な業態やブームに便乗した業態など、今年も大手チェーンの新業態が続々とオープンしました。
➡「いつかやると思ってました」 大戸屋は"アジアン"で参戦
➡「いつかはやるだろうなと思っていたら、やっぱりやりやがったか(笑)」 松屋フーズは"石焼き"で参戦
➡あのハンバーグも健在!ブロンコビリーの隠れた才能。新業態「信貴や」で見た、完成度の高さ

ブロンコビリー新業態。お酒とお肉とおばんざい「信貴や(しきや)」
➡串カツ田中グループの新業態「京都天ぷら 天のめし」は満足度高し。ヒット確実でしょ!?
➡マルシェの新業態「ええねん」ええやん!「八剣伝」の名前はどこにも無いけれど...
➡「飲める "丸亀製麺" いよいよ誕生」 骨付き鶏とおでん、天ぷらを看板に、完成度高めの酒場。〆うどんまで食べて客単価3,500円は超ヤバい

ふたば製麺 コレド室町テラス店
➡「概ね悪くはないがこんなにあった残念な点」イタリアンリゾートがテーマのすかいらーくグループの新業態『ペルティカ』
➡ペッパーフードサービス新業態のおひとり様すき焼き「すきはな」がSNSで炎上中。そりゃ炎上するわな(笑)

ペッパーフードサービス新業態 「すき焼き専門店 すきはな」
➡ダイヤモンドダイニングが求めた「圧倒的カッコよさ」とは。新展開第1弾は、"超"ロケーションのイノベーティブ和食店『水色』! 接客、品質ともに高評価だが隠れた課題も......
➡レインズインターナショナルの新業態 『酒場トリノ』 安さを求める "ありきたりがちょうどいい" チェーンならこれくらいでいい!? 映えなしでもZ世代にウケてるし☆
➡吉野家、新業態「でいから」を横浜ロードサイドに。運動会のお弁当の定番
【Z世代】
消費の中心を担うZ世代。Z世代が重要な存在となり、味方につけることが集客への近道になるのではないでしょうか。
➡「Z世代26歳のヒットメーカーが飲食店コンサル」 第1弾『end roll 天満』が大阪・天神橋筋商店街にオープン

Z世代のヒットメーカー、株式会社THAN SNSソリューション事業部長 大釜灯氏
➡「オムライスにハンバーグ、エビフライ、唐揚げって"わんぱく"かっ!」 オープンから行列が続く『肉とたまご』は、オムライス×肉のインパクトで展開なるか?!
➡客単価6000円の居酒屋に、Z世代の男女が集う。『高円寺 動悸』は健康志向という現代ニーズに即した新ジャンル!?
【鳥貴族OB】
フードリンクニュースでは、他メディアがまったく触れない鳥貴族OBの動向をしつこく追っています。2024年に取材したOBはこちらです。
➡植松 直樹 氏
高級路線でも「席料お通しナシ」の理由は鳥貴族出身だから。独自路線で大倉イズムを貫く「炭火 直」

植松直樹氏
➡水原 裕満 氏
ミシュラン複数掲載店となった、坪月商70万超の鳥貴族OB。今夏新宿に居酒屋出店を目論む、ラーメン業界の異端児「小池系列」代表が貫く"大倉イズム"
➡櫻田 拓哉 氏
「韓国トリキの責任者は親しい後輩。引き抜きたいです!」。魚真やビブグルマンの焼鳥店も経た実力派の鳥貴族OB、千歳烏山「さくらだ」
➡可知 真人 氏
「大倉社長、いつか買収して(笑)」 高級路線転換を余儀なくされるもセレブの心を掴み奮闘。名古屋No.1の鳥貴族OB繁盛店を目指す『炭火焼鳥 華真』
『番外編』
➡「"うぬぼれの精神"を継承した鳥貴族OBたちへ」大倉社長が奮起させるメッセージを送る
【経営者インタビュー記事】
上場、非上場、ベンチャーと2024年も多くの経営者を取材しました。掲載初日PV数が高かった10記事をご紹介します。※順不同
➡「大倉ジャパン 世界に挑む」 大倉社長独占インタビュー
➡「中期経営計画『ビジョン2025』を上方修正、2027年6月期グループ店舗売上高2,000億円を目指す」 ロードサイドの絶対的エース、物語コーポレーション・加藤社長のSexy2.0に迫る

加藤央之氏
➡「マーケットの "破壊王" FS.shakeが100店舗達成」 次の"破壊"は、博多居酒屋マーケット? 遠藤社長のスピード経営に迫る

遠藤勇太氏
➡【際コーポレーション・中島武社長、外食アワード受賞記念インタビュー】「ブームは5年で終わる。一発屋で終わらないためには常に新鮮な空気を入れ、安易な安売りに手を染めるな」
➡「ゼットンのオペレーションが全世界のレストランターのスタンダードになればいいなと思っています」創造業としての地位を確立するゼットン鈴木社長インタビュー

鈴木伸典氏
➡「これまた凄いのが現れたよ(笑)直営店を持たないFC本部ってアリなの?」 sommet farm 大塚社長の勝てるFCビジネス

大塚龍之介氏
➡「わい家」創業者長谷川氏、パスタ界の「ココイチ」になる!? 5坪ワンオペで月商400万超えの新業態とは?
➡「ジャンソーアタル」など女性に人気の"おしゃれ居酒屋" 5店舗展開。理念「みんなで笑おう」を作って、50店舗をめざす

當山鯉一氏
➡「原価ビストロチーズプラス」など創業7年で32店舗!京都発の新鋭THANに刮目せよ
➡「器だけで600万円!? これがこれからの居酒屋の価値」月商1,000万超のヒット店を多数輩出する、やる気カンパニーの山本氏の勝ち筋

左:山本高史氏
【東京初進出】
すかいらーくHDがM&Aしたことで更に話題となった「資さんうどん」など、東京初進出を果たしたニュースも目立ちました。
➡「資さんうどん」関東1号店、八千代で12/27オープン。かっぱ寿司跡
➡6時間半待ちで月商1,000万超えはカタい!? 札幌の名門「成吉思汗だるま」東京進出のロケットスタートっぷり

「成吉思汗だるま」の四代目であり、現在はサブマネージャーである金 天憓(きん ちょね)氏(右)と、三代目で天憓氏の父親にあたる副社長の金 有燮(ゆそぶ)氏(右)
➡神戸からハンバーガー「ブリスクスタンド」、東京進出。名物「切ったやつ」って何?
➡坪月商60万円の「串 ポロ衛門」で東京進出。名古屋の雄、Uliveto(ウリヴェート)にご注目
➡韓流ドラマで人気「オボンジップ」、日本1号店を神田に。韓国で300店舗
➡米国ロス名物「ランディーズドーナツ」、日本上陸。ドンキ元取締役が日本でのマスター権取得
【アメリカ特派員 島本の目】
日系外食企業のアメリカ進出動向について、フードリンクニュースアメリカ特派員の島本恵治が、アメリカ進出、展開で成功するための傾向と対策について不定期でリポートしています。
➡『LAの最新居酒屋事情・楽コーポレーションの「汁べゑ サンタモニカ店」オープン』「Izakaya」はメインストリームに躍り出るか
➡「"Yakitori" "Kushiyaki"を世界へ」 TORIKIZOKU USA INC 丸山COO本誌独占インタビュー

TORIKIZOKU USA INC. COO 丸山良幸氏
【フランチャイジー争奪戦】
外食各社がFC事業に本格参入。カオス化するFCブランドの注目株をレポートしました。なかには、フランチャイズ本部が本部を募集するケースもありました(笑)。
➡一家、「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」をFC展開へ。亀戸でダウンサイジングにめど
➡「バーガーキング」が満を持して本格的にFC店拡大。直近4年で店舗数が80→200と2.5倍。今、最も勢いあるファーストフードチェーン
➡牛たんの檸檬、3号店を浅草に。取締役ホリエモンが、FC加盟者を募る
➡新潟・長岡が日販39万、池袋は37万、成増で46万と「HOME'S PASTA (ホームズパスタ)」が各地で"絶望中"
➡「かにがジワジワと繁殖中」『かにざんまい』FC1号店は"カラ鉄"と組んで新宿大ガード西交差点に降臨
➡「改めてナポリタンは"儲かる"と言わせたい」外食経営者も唸らせる『パンチョ』は儲かるのか

「パンチョ」ビルイン型とロードサイド型の二刀流パッケージでFC展開を加速中。
➡アジアンビストロの雄・バヤシこと大林氏が新たにスープスパゲティ専門店「ズッパ」を多店化! 週末90人集客で手応えあり。狙うはラーメン入れ替え戦?

大林芳彰氏
➡「まだ社員にも誰にも話していません。この取材で初めて喋ります」 『人類みな麺類』のUNCHI社が、47都道府県フランチャイズエリア本部募集。松村氏の構想とは

松村貴大氏
今年も「フードリンクニュース」をご愛読いただき本当にありがとうございました。" 忖度なしのホンネ" 外食メディアとして一線を画しています。読者の皆さまからのお声が編集局の励みになっています。この場を借りて感謝申し上げます。
2025年はさらに前進、読者の皆さまにとって価値のある情報をお届けできるよう一層努めてまいります。引き続き、フードリンクニュースをご愛顧頂きますようお願い申し上げます。
Have a wonderful New Year's holiday

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