外食ニュース
極泡女王のひろみちゃん(歌ぁバックス 座・HANARE/新橋) ※撮影協力
【年末年始 休刊のお知らせ】
日頃より、"外食業界メディアNo1※1"フードリンクニュースをご愛読いただき、誠にありがとうございます。※1:フードリンクニュース読者アンケートの結果、64%が外食関連の情報媒体のなかで1位と回答
2025年12月26日(金)~2026年1月4日(日)は、フードリンクニュースを休刊とさせて頂きます。次回の更新は、2026年1月5日(月)より、通常通りの配信になります。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
なお、臨時ニュースが発生した場合は配信することもありますので、ご理解賜れれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
2025年も残すところあとわずかになりました。
今年はなんといっても、4月に開幕した大阪・関西万博で盛り上がりました。前評判は最悪でしたが、終わってみれば運営収支も黒字。「気持ち悪い!」と言われていたミャクミャクも見慣れると可愛いもんです(笑)。政治の世界では、日本初の女性首相となる高市総理が誕生、アメリカではトランプ大統領が再登板し、トランプ関税のニュースでハラハラさせられました。また、東京で開催された世界陸上も最高に熱かったです。2連覇を期待された女子やり投げの北口榛花選手の予選敗退で流した涙には胸が締め付けられました。
個人的に一番シビれたのは、34歳にして3度目の男子マラソン日本新を叩き出した大迫傑選手の走りです。あのストイックな姿を見習って、来年はもう少し自分の「QOL(生活の質)」を爆上げしていきたいと思ってます(笑)。
外食業界においても様々な出来事がありました。激動の1年をわずか数分でアップデート。これさえ読めば2025年のトレンドが完璧に掴める、「最強のダイジェスト版」をじっくりとお楽しみください。
【2025年 最強のダイジェスト版】
【M&A】
2025年のM&Aは、人手不足・原価高騰の構造課題を背景に件数が過去最多を記録しました。特にラーメン・つけ麺業界のM&Aが加熱しました。
➡吉野家、鶏白湯ラーメン&台湾まぜそば「キラメキノトリ」を子会社化。ラーメン事業129店舗に
➡GYRO、「アガリコ餃子楼」FC本部を買収。「ESOLA」にプラスオン
➡GYRO、京都のインバウンド8店舗を買収。観光地に水平展開もくろむ
➡物語コーポ、米国・大型和食チェーン「SHOGUN」を買収。売上54億、買収41億
➡クリエイト・レストランツHD、埼玉のつけ麺店「狼煙」を買収。ラーメン買収4社目
➡テンポス、売上54億のフードデリバリー会社を買収。時価総額1000億に向け
➡フォートップス「ふれあい酒場 ほていちゃん」、日本共創プラットフォームが買収。上野本店など首都圏で20店舗
➡クリスプサラダワークス、「トーキョーアジフライ」買収。サラダだけではライバルが少なすぎ
➡元サブライム・花光氏、西麻布の4店舗を買収 ハイエンド100店舗構想
➡ガーデン、味噌ラーメン「萬馬軒」を2億で買収 トンコツのようなガリバーは、味噌には未だ
➡串カツ田中、イタリアンファミレス「ピソラ」58店舗を完全子会社化 リードする「バンサン」を追う
➡GENDA、「わくわくカラオケALL」62店舗を買収 元ニュールック 金本氏から
➡バーガーキング日本、ゴールドマン・サックスが700億で買収 香港ファンドが4倍に拡大
➡魁力屋、「三田製麺所」を50億で買収 16年からアドバンテッジパートナーズ傘下で、赤字続き
➡松屋、「六厘舎」を完全子会社化 利益1.6億を91億で買収
➡GYRO、イタリアンなど13店舗を買収 10店舗前後の企業買収続ける
➡HUGE、ルイヴィトン系ファンドの傘下に 上場基準の厳格化で、再構築
【経営者インタビュー記事】
上場、非上場、ベンチャーと2025年も多くの経営者を取材しました。掲載初日PV数が高かった15記事をご紹介します。※順不同
1)株式会社バルニバービ 代表取締役会長 佐藤裕久氏
人っ子一人歩いてない淡路島の僻地が、たった5年で年商12億の飲食街に!驚異の「バッドロケーション戦略」の極意
2)Family Restaurant Innovation株式会社 代表取締役 小野大樹氏
35坪月商1000万円超、中華ファミレスからクラシック中華「シネンシス」へ転換。目指すは「リゴレット」に勝つ!
3)株式会社ニューゲート 代表取締役社長 田中駿平氏
「元キリンビール営業マンが待望の飲食デビュー」 超大型新人、田中駿平氏を徹底解剖
4)株式会社サンマルクホールディングス 代表取締役社長 藤川祐樹氏
牛かつは最大手2社「勝牛」と「もと村」を両方牛耳った。ライバル出現の芽を摘みとり、インバウンド、海外の市場を独占
5)株式会社ファンインターナショナル 代表取締役 福田龍二氏
ホットランドグループ入り ファンインター福田氏の町家業態が京都で連続ヒット!
6)株式会社ゼットン 代表取締役社長 菊地大輔氏
「ゼットンで1年くらいアルバイトをして、ある程度のお金が貯まったらオーストラリアに戻るつもりでいました(菊池氏)」 "伸典"&"大輔" 相補の絆、新たな舞台へ。ゼットン、創業30周年を迎え更なるアップデート
7)株式会社DDプラス 代表取締役社長 伊藤龍太郎氏
「松村社長の秘蔵兵器が覚醒中」DDプラスの『共同購買』が食材高騰の悲鳴を歓喜に変え、業務用食品卸業界の勢力図を塗り替える
8)株式会社チームバリスタ 代表取締役社長 橋本哲也氏
俺の株式会社、元社長の橋本氏が宇都宮で再始動
9)株式会社Target 代表取締役 畠山智彦氏
【職業、野毛のワイルド系イケメン】畠山氏が飲兵衛の聖地に「あったらいいな!」を創造した
10)株式会社SeederTable 代表:金子 忍氏 & 遠藤 雄二氏
遠藤氏&金子氏、元「俺の」コンビが再結成。ビストロとしての格の違いを見せつけた
11)株式会社とんでんホールディングス 代表取締役社長 駒場雅志氏
和食チェーン戦国時代、シニア票を総ざらいする「北海道生まれ和食処 とんでん」圧勝劇の秘訣は3G(地味・愚直・頑固)?
12)株式会社Alvino 代表取締役 落合洋志氏
10坪で最高月商750万円! カスタマイズできるアヒージョ専門店「AJILLO」ヒット FC化で100店舗めざす
13)株式会社ツインテール 代表取締役 曲田かんな氏
20代曲田かんな氏の4店舗目「おにぎりポニーテール」、お代わり自由のおにぎり御膳がランチ100食超えのヒット!
14)SRSホールディングス株式会社 代表取締役執行役員社長 重里政彦氏
売上674億円の和食ファミレス日本一&関西最大の外食企業、「和食さと」のSRS。5年で直営250店舗の出店攻勢+M&Aで全国制覇
15)株式会社BRICK 代表取締役 中村隆介氏
【元カスタマーズデイライト社長の中村氏が倒産から再生の真相を"激白"】 「ドタキャンされたうえにクビにされた」中村氏独占インタビュー
【名物・潜入取材】
現場のリアルに迫る!フードリンクニュース名物の「潜入取材」では、ライターが忖度なしの視点で話題の店舗を徹底分析。注目の新店から大手チェーンの新業態まで、真の完成度をライターの目利きで解き明かします。記事のタイトルにも注目してください。
「山 ワンランク上の世界の山ちゃん 有楽町店」
「なぜお客様から丸見えの中、そんなことができるのか」 『世界の山ちゃん』のワンランク上の店はいろんな意味でどえりゃあ~
「博多酒場 安べゑ 新宿東口靖国通り店」
「大手居酒屋チェーンはそこまで激安居酒屋と張り合う必要ないんじゃねぇ~」 チムニー新業態の『博多酒場 安べゑ』の適度にすませる完成度にモヤモヤ感
「Nancy」
ジリオン、付加価値の付け方が上手い! そこで飲む自分がおしゃれに見える立ち飲み「ナンシー」
「魚イタリアン ピザとパスタ」
赤羽の新シンボル「魚イタリアン ピザとパスタ」って何者!? ママ世代が集う「VANSAN」の世代"外"が通いやすい店?
「やきとり屋とりどーる吹田店」
「丸亀製麵」のトリドール、創業業態22年ぶりの新店。Googleクチコミ2.7。いや最強かも!?
【AI/DX】
外食業界でもAIやDXが避けられないトレンドとなっており、今後も市場規模の拡大が見込まれています。
AIやDX関連の記事をピックアップしました。
■「え、この店、AI作!?」飲食業界の常識を覆す"全AIデザイン和食店"誕生。奴ダイニング松本社長が語る、驚きの舞台裏
■サガミ、セルフ式十割蕎麦「二代目長助」にAI会計導入した新店。レジ前に立つだけで合計金額を表示
■【厚労省「業務改善助成金」が拡充】「大阪王将」、「一風堂」、「幸楽苑」も採用、話題の炒め調理ロボット『I-Robo 2』が最大80%補助で導入可能
【超バズリ記事】
記事公開直後からアクセスが殺到し、一時サイトが閲覧不能になるほどの大反響を呼んだ超バズり記事の上位3位をご紹介します。
◆串カツ田中、坂本社長が辞任 貫氏が会長・社長兼務
◆ゼットン、元・財務責任者が1.7億横領 アダストリアによるTOB以前から、鈴木会長は代表権を返上
◆松屋、「六厘舎」を完全子会社化 利益1.6億を91億で買収
【アメリカ特派員 島本の目】
日系外食企業のアメリカ進出動向について、フードリンクニュースアメリカ特派員の島本恵治が、アメリカ進出、展開で成功するための傾向と対策について不定期でリポートしています。
★国内は、大倉忠義氏との親子共演で盛り上がる「鳥貴族」。「TORIKIZOKU」米国1号店は、4ドル、8ドルの均一価格で56席3回転と盛り上がる
【分析記事】
飲食業界の「イマ」をライター視点でバッサリ!。 話題のトレンドから競合他社とのガチンコ比較まで、読者が本当に知りたかった「核心」を突く分析記事がここにあります。
➡魁力屋 vs 壱角家 徹底比較で浮き彫りになった一見好調そうに見えるラーメン業態に孕むリスク
➡ステルス系を斬る。スシロー「天ぷら定食 あおぞら」、トリドール「天ぷら定食まきの」、串カツ田中「厚切りとんかつ 厚とん」
➡「力の源やホリエモンも参入で加熱する"福岡うどん"は、一過性のブームで終わってしまう?」 うどん市場に埼玉発の新顔がダークホースに躍り出る
➡「今年のINGSは"緑看板"であざとくパクった家系ラーメン再参入が主戦略?」 競合店を食べ比べ、家系プロデュースの狙いも探る
➡今なぜ、炉端焼きの店が急増しているのか がら空きの単価7~8千円の価格帯でひとり勝ち 若者もとりこ
➡今、なぜ「低価格かに食べ放題」か?かに料理の価格破壊者「かにざんまい」ブレイクの背景
➡「物語コーポの『きゃべとんラーメン』は元々、丸源ラーメンでの名物って知ってた?」 両者がカニバらずに繁盛する、これだけの理由
➡酒場・ラーメン・イタリアンをZ世代アップデート、25店舗に。ココロオドルの魅力に迫る
【話題性抜群】
何かを仕掛けるたびに業界を騒がせ、常にニュース性が高く、話題を独占するあの企業(お店)。
➡「パクれるもんならパクッてみろ」業態は立ち飲み?違います『型破離』です
➡赤塚氏率いるDREAM ONが東京進出以来、初の居酒屋業態『横浜ドラテン』オープン! 独立から25年の集大成として、40坪2,000万円を目指す!
➡一石三鳥グループが京都進出『京都 和牛料理 一石三鳥』は、和牛×マジ中華。「マジ中華って何だよ」
➡「渋谷の夜を変える新聖地『渋谷舌呑』は、こうして生まれた」 3人のキーパーソンが明かす"カオス"の舞台裏と創造の秘訣
➡「Z世代の攻略、教えます」 ミスターZ世代杉本社長が語る、共感とバズを生む『Z世代の取扱説明書』が発売決定? (笑)
【鶏ヤロー】
飲食業界の異端児「鶏ヤロー」が、来年初めにいよいよ100店舗の大台へ。代表の和田氏からは「取材してください!」と何度も頼まれましたが、「100店舗を達成したら真っ先に取材します」 そんな約束がついに果たされる時が来ました。「鶏ヤロー」の、遊び心に溢れすぎた(というより狂った)販促戦略にも注目です。
●100店に届く勢いの「鶏ヤロー」は、なぜZ世代から圧倒的人気を誇るのか?
●鶏ヤロー、限定でスーパードライ1円 サーバー攻撃受けたアサヒを応援
2025年も、フードリンクニュースを支えてくださり、本当にありがとうございました。
『忖度なしのホンネ』を貫くフードリンクニュースの姿勢は、時に波風を立てることもあります。それでも今日まで走り続けられたのは、他でもない読者の皆さまが、僕たちの「真実を伝えたい」という想いを信じ、受け止めてくださったからです。
読者の皆さまからいただくお声は、編集局にとって何よりの財産であり明日への活力です。心より感謝申し上げます。
2026年、フードリンクニュースはさらに加速します。綺麗事だけでは生き残れないこの時代に、皆様の"武器"となる価値ある情報を、どこよりも熱く深くお届けすることをお約束します。
新しい年も、皆様と共に歩めることを幸せに思います。変わらぬご愛顧を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
Have a wonderful New Year's holiday
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