フォートップス「ふれあい酒場 ほていちゃん」、日本共創プラットフォームが買収 上野本店など首都圏で20店舗

TOP ＞外食ニュース

やじうま速報

外食ニュース

2025年7月02日（水）05:50 やじうま速報

このページを印刷

フォートップス「ふれあい酒場ほていちゃん」、日本共創プラットフォームが買収　上野本店など首都圏で20店舗

記事への評価

0.0

取材・執筆：安田正明 2025年7月2日

キーワード： M&A　ファンド　居酒屋　買収　酒場

　株式会社日本共創プラットフォーム（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：松本順）が、7月1日付で、株式会社フォートップス（本社：東京都葛飾区、代表取締役社長：久松秀樹）から「ふれあい酒場ほていちゃん」を中心とした大衆居酒屋事業を買収した。

＜関連記事＞

立ち飲み居酒屋で「ポスト晩杯屋」と噂の「ほていちゃん」。ポテンシャルはむしろ「晩杯屋」超えか？

イタリアントマト、キーコーヒーが売却。買った投資会社は「外食は伸び代の大きい産業」と判断。

「俺のフレンチ東京」、新ファンド傘下でリニューアル。家族・宴会ニーズを取り込む。

　「ふれあい酒場ほていちゃん」は、"いつでも誰でもひとりでも気軽に立ち寄れる街の大衆コミュニティ酒場"をコンセプトに、大衆酒場の原点を踏まえながらも、現代のニーズに即した形で進化を続ける大衆酒場チェーン。手頃な価格で本格的な酒場料理とお酒を楽しめる、どこか懐かしく温かな大衆酒場として、性別や世代を問わず幅広く利用されている。姉妹ブランドの「さんたろう」、おでん居酒屋「きょうすけ」を含めて、首都圏を中心に約20店舗を展開する。

　フォートップスから大衆居酒屋事業のみを承継させた株式会社Food Emotionの全株式を買収した。日本共創プラットフォームは、カネボウの再建などを行った産業再生機構COOだった冨山和彦が代表取締役会長CEOを務める。生産性向上によって創出したキャッシュフローを再投資や賃金上昇へとつなげ、ひいては消費の拡大による地域経済の活性化を目指している。

　フォートップスは、直営居酒屋を切り離して、韓国酒場豚大門市場、伝串新時代、伝説のすた丼屋、牛カツ京都勝牛、スパゲッティーのパンチョなどFC事業は残す。