ニューオープン
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取材・執筆 : 安田正明 2025年7月7日
「ほっともっと」「やよい軒」を展開する株式会社プレナス(本社:東京都中央区、社長執行役員:金子 史朗)が、7 月15 日(火)にラーメン店「KAYAVA.総本店」を東京・茅



場町にオープンさせる。
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「KAYAVA.総本店」 は、全て店内で手作りするラーメンで、店舗で炊きだすスープや、自家製麺に使用する素材は厳選したものを使用。「白湯(パイタン)スープ」と「清湯(チンタン)スープ」は徳島県産の地鶏である「阿波尾鶏」をふんだんに使用し、芳醇な旨みのあるスープを炊き出す。そして、麺は、しなやかなコシと風味が特長の福岡産小麦「ラー麦」を使用し、店内でスープに合わせた麺線で切り出す。
店舗は、洗練された雰囲気に合わせながら日本の伝統的な要素を取り入れた外観と、特別なひとときを楽しめる店内空間をデザイン。また、「KAYAVA.総本店」のある日本橋弥生ビルディング1Fには、「ほっともっと」、「やよい軒」も出店している。
同社は、ラーメンを海外での事業展開を重要な成長戦略のひとつと位置付け、米国・ボストンで「Best of Boston」を受賞した「Tsurumen Davis」を運営する大西 益央氏に監修を依頼。大西氏は、2007年地元大阪市鶴見区でラーメン店「鶴麺」をオープンし、10年2号店「らぁ麺クリフ」をオープン。2店舗を大阪屈指の人気店に育てた後、2014年渡米。ハワイ、ニューヨーク、ノースカロライナでラーメン店開店を経て、18年4月に米国・ボストンに拠点を移し「Tsurumen Davis」を開店。最低気温がマイナス10℃以下にもなるボストンで、1時間待ちの行列を作る超人気店を作り上げた。
「KAYAVA.」のブランド名は、江戸時代末期の都市計画によって生まれた「茅場町」という地名に由来。江戸の「こうしたい」という都市計画の実現により、人々が行きかう街に変貌を遂げた「茅場町」をヒントに、「カヤバ」を「どうなるか」ではなく「どうしたい」という能動的な言葉と解釈してブランド名にしたという。
全て店内で手作りのラーメン店「KAYAVA.」1号店を米国・シアトルに、2025年7月には2号店の出店を予定。ロサンゼルスやニューヨークに比べてラーメン店が少ない一方で、新しい味に挑戦することに積極的なフードシーンを持つシアトルを起点とし、新たなラーメン文化の波を起こし、米国全土への展開を見据えている。
今回の「KAYAVA.総本店」は米国出店のルーツとなる店舗。日本で成功したブランドが米国に進出するケースが多いが、米国進出を決めてから後付けで日本にルーツを作るというパターン。



「KAYAVA.総本店」
■所在地: 東京都中央区茅場町1-7-1 日本橋弥生ビルディング1F
■営業時間: 平日11:00~22:00。土11:00~21:30 ※15:00~17:00クローズ
■定休日: 日・祝
■席数 : 15 席
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