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取材・執筆 : フードリンクニュース編集局 2025年7月7日
無人カフェ「セルフカフェ」を展開するウッドデザインパーク株式会社(本社:愛知県岡崎市、代表:亀崎 雄介)が、45店舗超えで月間利用者数6万人を突破。なぜ選ばれているのか分析結果を発表した。
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「人と話さなくていい」空間設計が現代ニーズと一致しているという。無人・非対面のコンセプトを掲げるセルフカフェでは、受付・注文・声かけ・予約が一切不要。誰にも干渉されずに過ごせる設計で、「店員がいないだけでこんなに気楽とは思わなかった」「友達とも同僚とも会わずに使えるので、気兼ねなく通える」「黙ってても安心できる場所があるのはありがたい」という声が利用者から寄せられているという。
特に、心理的負担の少なさやソーシャルな距離感の心地よさが、Z世代やミレニアル世代のメンタルヘルス面でも高く評価されており、"対面不要"という価値そのものがブランドの差別化要因となっているそうだ。
また、平日20時以降の入店者数が約1.7倍に達しており、残業や退勤後にもうひと頑張りしたい社会人、塾終わりや部活後に集中したい学生、就寝前の"自分だけの時間"を確保したい一人暮らしの若者などに利用されている。これを受け、一部店舗の営業時間延長を検討しており、夜間照明や空調の最適化も図るなど、「夜でも安心・快適に過ごせるセルフカフェ」の拡充に取り組んでいる。
この分析に基づき、ニーズに応じたサブスクプランの3種展開(ライト/スタンダード/プレミアム)、混雑緩和のための店舗の増席強化、個室ブースの増設に取り組んでいる。東京出店も検討しており、日常生活の中にあるインフラとしての定着をめざす。
1号店は、2022年9月オープンのささしまライブ店(名古屋市中村区)。FCで展開し、約3年で現在45店舗にまで広がった。7月には岩手・盛岡、8月には大阪・富田林と東京・大塚がオープンする予定。



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