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取材・執筆 : フードリンクニュース編集局 2025年12月26日
蕎麦店を運営する株式会社石はら(本社:東京都世田谷区、代表:石原 誠二)が、12月17日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクが報じた。
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2000年11月創業。「蕎麦 石はら」の店舗名でこれまで世田谷本店(本店同所)、仙川店(調布市)、学芸大学店(目黒区)、立川店(立川市)のほか、「天ぷら HANARE」などを展開。地元住民や近隣に勤務するビジネス客などが主な客層となり、24年2月期には年商約2億9800万円を計上していた。
しかし、出店に伴う設備投資などで年商規模の借入金を抱えていたほか、近時は食材の価格高騰により収益性が悪化し、赤字決算が続いていた。国内や中国のそば店とフランチャイズ契約を結び、蕎麦やつゆ、調味料を販売する事業も進めていたが軌道に乗らず、25年11月には事業を停止していた。
負債は2025年2月期末時点で約5億2100万円。代表の石原 誠二氏は、世田谷区議会議員。

石はら店舗(帝国データバンク撮影)
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