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取材・執筆 : 安田正明 2024年11月15日
株式会社トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:粟田 貴也)が、2025年3月期第2Q(24年4~9月)決算を発表。海外事業が減益となった。


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売上高は1,337億20百万円(前年同期比18.8%増、計画比2.4%増)と中間期で過去最高となったが、営業利益は75億58百万円(前年3.1%減、計画12.7%減)と減益となり、親会社の所有者に帰属する中間利益も27億99百万円(前年36.7%減、計画33.7%減)と大幅な減益となった。
丸亀製麺セグメントは、売上高は651億34百万円(前年11.6%増、計画2.3%増)と中間期で過去最高となり、人件費・原価・広告宣伝費も増加を吸収して、事業利益も中間期として過去最高の113億93百万円(前年17.6%増、計画15.9%増)と大幅な増益となった。しかし、海外事業で売上高は為替影響もあり、中間期として過去最高の515億77百万円(前年27.4%増、計画2.3%減)となったが、人件費や家賃の増加により、事業利益は9億18百万円(前年45.6%減、計画63.4%減)と大幅な減益となった。
海外での減益を受け止め、25年3月通期計画の海外事業の事業利益を55億円から22億円に下げた。全社計画は、売上高は変更しないが、事業利益は181億円から173億円に下方修正した。

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