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取材・執筆 : 安田正明 2024年3月6日
株式会社SANKO MARKETING FOODS(本社:東京都中央区、代表取締役:⻑澤 成博)が、2023年11月に業務提携した水産物卸の株式会社牧原水産(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役:牧原 章和)が2月29日までに事業を停止し自己破産申請の準備に入っていることに対し、その影響は受けず、9店舗の承継は完了していると発表した。
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SANKO、水産卸からフードコート内10店舗を取得。鮮魚の販路を居酒屋から拡大。
牧原水産は、23年6月期には年売上高約10億5千万円を計上していたが、実際には約2億4千万円の債務超過に陥っていたという。コロナ融資の活用でしのいでいたものの、資金繰りはひっ迫し、23年11月にSANKO MARKETING FOODSと業務提携するとともに、イオンモールなどで展開する「漁港めし家」など9店舗をSANKO MARKETING FOODSに売却し承継したが、資金繰りは改善せず自己破産申請に至った。
SANKO MARKETING FOODSは、承継は完了し、仕入は子会社である株式会社SANKO海商へ変更、従業員の雇用についても移籍が完了しており、影響なく通常に運営されていると信頼を求める発表となった。承継した店舗の店舗名(屋号)については、順次変更していく予定。
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