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取材・執筆 : 安田正明 2025年3月12日
日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:トーマス・コウ)が、3月12日(水)より単品を中心に4割の商品の店頭価格(税込)を10~30円値上げする。
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「ハンバーガー(単品)」 170円を190円に20円、「マックフライポテトS」 190円を200円に20円、「炭酸ドリンクM」240円を270円に30円、値上げするなど主要メニューをいじった。インパクトを和らげるため、3月10日(月)から、14日間限定で人気のサイドメニュー「マックフライポテト」のM・Lサイズを特別価格250円(通常価格:Mサイズ330円~・Lサイズ380円~)で販売するキャンペーンを実施したり、3月12日からサイドメニューとドリンクMが付く「ハンバーガー」セットを500円で発売する。
同社の2025 年2月月次実績は、既存店で客数0.6%増、客単価0.2%増で、売上高 0.8%増と、12月(売上高0.4%減)と伸び率に陰りが見え始めている。この環境下での値上げを消費者はどうとらえるのか、4月上旬の3月月次発表で判明する。新社長の値上げ判断の行方が気になる。


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