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取材・執筆 : 安田正明 2025年2月4日
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社(本社所在地:東京都品川区、代表取締役最高経営責任者(CEO):水口 貴文)が、2月15日(土)から価格改定を実施する。
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全国1,991店舗の約3割の店舗で、立地や商圏の特性に応じて、定番ビバレッジを対象に「立地別価格」を導入する。残る7割の店舗は現行価格を維持。具体的に、サービスエリア、空港などの店舗を「特定立地価格 A」(全体の4%)、東京23区や大阪市内などの一部の店舗を「特定立地価格 B」(全体の27%)とし、現行価格に対して、「特定立地価格 A」の値上げ率は平均約6%、値上げ額は13円~32円(税抜)、「特定立地価格 B」の値上げ率は平均約4%、値上げ額は4円~28円(税抜)となる。
一方で、アイスやホットのビバレッジにおけるソイミルク(豆乳)変更について、現在の54円/55円(持ち帰り価格/店内価格)を全店一律で無料化する。アーモンドミルクやオーツミルクについても調達状況等を踏まえ、無料化に向けた検討を進める。これらの植物性ミルクの利用拡大により、CO2排出や水使用を抑制でき環境負荷低減に貢献する。
全店一律で、ドリップ コーヒー(カフェ ミストを含む)2杯目を特別価格で提供する「One More Coffee」と、ビバレッジのカスタマイズは現行価格を維持する。
インフレに伴う節約志向が広がる中で、2千店舗もあるスターバックスは、地方部で価格を維持し、東京・大阪で値上げするという戦略で、スタバ離れを最小限にとどめたいようだ。同社は日本市場には上場していないため、財務情報は非公開。

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