IR情報
記事への評価
取材・執筆 : 安田正明 2024年11月14日
博多ラーメン「一風堂」を展開する株式会社 力の源ホールディングス(本社: 福岡市中央区、代表取締役社長兼CEO:山根 智之)が、2025年3月期 第2Q(24年4~9月)決算を発表。海外事業の利益が減少した。


<関連記事>

北米No.1ラーメンチェーンの経営者。伝説の「ベニハナ」ロッキー青木を超えることは間違いなし。「JINYA」高橋知憲氏。
力の源HD、1951年創業「因幡うどん」の7号店オープン。16年に事業承継。
鳥貴族、米国法人を設立。代表は、元「一風堂」社長の清宮俊之氏。
売上高は166億11百万円(前年同期比11.6%増)、営業利益12億47百万円の利益(7.7%減)、経常利益11億77百万円(21.0%減)となり、親会社株主に帰属する中間純利益は7億72百万円(25.2%増)となった。国内は、149店舗で、売上高75億30百万円(13.9%増)、セグメント利益7億18百万円(18.0%増)と増収増益。しかし、海外は、144店舗で、売上高73億3百万円(8.8%増)だが、セグメント利益が4億73百万円(36.4%減)と減少した。
海外の利益減の理由は、インフレによる景気落ち込みで来店客数が減少傾向にあり、原材料価格の高騰や賃金・コスト増加分に対する価格転嫁が遅れていること。1~6月の既存店で、客数 91.6%、客単価 114.0%で売上高 104.5%と客数が1割近く割れている。7月以降も客数減のトレンドは続いている。

読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0