ニューオープン
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取材・執筆 : 安田正明 2024年10月23日
ロイヤルグループでコントラクト事業を担うロイヤルコントラクトサービス(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:佐々木 貴央)が、2025年4月24日、「天神ビッグバン」エリア内に開業する「ONE FUKUOKA BLDG.」1階に新業態「THE CONTINENTAL ROYAL&Goh」をオープンさせる。
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24年2月末に閉店したコンチネンタルカフェロイヤルの後継店として、現代(いま)と伝統・歴史の交差「Now and Then」をテーマに、新しい天神の文化を発信するレストラン。「ロイヤルらしさ」を継承しつつ、「アジアベストレストラン50」にも選ばれたシェフ福山剛氏とタッグを組んで、「いつもの日常をより豊かに上質にするレストラン」を作る。福山氏は福岡・西中洲のフレンチ「ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ」のオーナーシェフで、2016年に「アジアのベストレストラン」に初めてランクインのあと18,19,20,21,22,24年ランクインを続ける。ミシュランガイド福岡2019で 一つ星も獲得。
ロイヤルは、1953年11月福岡市東中州に本格フランス料理店「ロイヤル中州本店(現花の木)」を開業、59年11月には福岡新天町にファミリーレストランの原点「ロイヤル新天町店」を開業してスタートした。62年4月、福岡市の繁華街天神に新設の大型ビル「福岡ビル」内に、3号店「ロイヤル福岡ビル店」を開業した際、賃料が高額な繁華街で質が高く手頃な価格で料理を提供するため、別の場所で野菜の下ごしらえや加工調理をまとめて行い下準備を一本化することで、店のスペースが有効に使え、何より安定した品質の料理を提供できる「セントラルキッチン(集中調理)システム」を導入するきっかけとなった。
その後、69年に本格的なセントラルキッチンと本社機能を合わせた「ロイヤルセンター」を博多区那珂に建設、翌70年「大阪万国博覧会」での店舗運営をセントラルキッチンからの安定した食の提供で支えた万博オペレーションは後の全国展開への礎となった。
「ロイヤル福岡ビル店」は、その後83年に「コンチネンタルロイヤル」に改称し2000年5月まで営業、06年6月から博多大丸東館5階にて、創業時の系譜を継いで「コンチネンタルカフェロイヤル」として営業再開。しかし、24年2月29日に閉店となった。 そんな歴史を持つコンチネンタルカフェロイヤルを「THE CONTINENTAL ROYAL&Goh」として出店する。店名に「Goh」を加え、シェフ福山剛氏とのコラボを明確にさせた。

「THE CONTINENTAL ROYAL&Goh」
■所在地: 福岡市中央区天神1-11-1 1階
■客席数: 96席(テラス10席)
■店舗面積: 約282.98m2
■営業時間: 11時~22時30分(L.O.22時)※営業時間は変更になる可能性あり
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