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取材・執筆 : 安田正明 2023年10月27日
キリンビール株式会社が、2021年4月より全国展開している3リットルペットボトル用ビールサーバー「TAPPY タッピー」の導入店舗数が10月に2万店を突破したと発表した。
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「タッピー」は、軽量で持ち運びも簡単な3リットルペットで、「一番搾り」や「キリンサワー」「陸ハイボール」を提供できる次世代型の小型サーバー。容器を丸ごと保冷するサーバーの特長により、外食ならではの価値である"生ビールのおいしさ"を提供できる。
また、ペット容器で物流負荷の小さいワンウェイ。軽量で持ち運びも簡単なことから、物流問題の解決に貢献するとともに、酒販店および飲食店スタッフの作業負荷も軽減される。また、飲食店での取り付けやサーバー洗浄も簡単で、女性や年配スタッフでも扱える。飲食店スタッフの作業時間が削減され、樽詰生ビールサーバーと比較して平均で年間約80時間(同社調べ)の削減が見込めるという。
さらには、樽詰生ビールサーバーに比べてサーバー内のホースが短く、サーバー洗浄時にロスとなるビールの量が減少し、一般的な店舗で、年間約16万円(同社調べ)のコスト削減効果が見込まれるという。
サントリーが常温缶ビールで生ビールが提供できるサーバー「nomiigo(ノミーゴ)」を開発し、10月5日からテスト展開スタートさせている。小規模店でのキリンとサントリーの陣取り合戦が始まっている。
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