IR情報
記事への評価
取材・執筆 : 安田正明 2023年10月13日
株式会社サイゼリヤ(本社:埼玉県吉川市、代表取締役社長:松谷 秀治)が、2023年8月期 決算を発表した。売上高1832億44百万円、27.0%増。営業利益 72億22百万円、1,607.6%増。経常利益79億49百万円、26.2%マイナス。最終利益 51億54百万円、8.9%マイナス。

<関連記事>

サイゼリヤが仕掛ける『厨房革命』の一撃。廃油の清掃を不要にする最新技術で「もう飲食業を3Kと言わせない」
サイゼリヤ、日本は赤字4億、アジアは黒字20億。値上げしなくても、アジアで儲ける?

サイゼリヤ、23年度営業利益を下方修正。値上げを堪えたら、粗利率は予想から3.3ポイント下回った。
アジアが好調で、中国政府のゼロコロナ政策による度重なるロックダウンの影響はあるものの、行動規制も徐々に緩和され、消費の回復から売上高は順調に推移した。また新規出店も継続的に進め、売上高は627億40百万円(45.5%増)、営業利益84億50百万円(278.2%増)となった。
しかし、日本国内はアフターコロナで客数は回復傾向にあるが、資源価格の高騰と円安による食材価格やエネルギー価格の上昇などの影響により、売上高1,204億82百万円(19.1%増)、営業赤字は14億円91百万円(前期は21億1百万円の赤字)となった。営業赤字は20年度に56億23百万円、21年度に72億10百万円、22年度に21億1百万円と4期連続で赤字となった。

読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0