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取材・執筆 : 加藤一 2023年1月12日
日本市場は赤字4億円、アジア市場では黒字20億円だった。株式会社サイゼリヤ(本社:埼玉県吉川市、代表取締役社長:松谷 秀治)が、2023年8月期第1Q(22年9~11月)決算を発表した。
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売上高431億2300万円、27.0%増。営業利益16億9700万円、前期は赤字2億1900万円の損失。経常利益17億5200万円、51.8%減。日本では、資源価格の高騰と円安による食材価格やエネルギー価格の上昇の影響を受け、売上高は274億34百万円・23.7%増ながら、営業損失は4億43百万円だった。昨年の営業損失19億15百万円からは改善。
アジアでは、新規出店を継続的に進め、店舗数が増加したことなどにより、売上高は156億83百万円・33.2%増、営業利益は20億87百万円・31.1%増と、アジア市場の好調が目を引く。
おおむね計画通りとし、コロナ前比で9~12月は売上高5%減と改善しつつあるという。アジアに比べて日本のコロナ禍からの回復の遅れている。値上げしていないことも一因だろう。
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