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取材・執筆 : 安田正明 2023年5月30日
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)が運営するグルメ情報サイト『ホットペッパーグルメ』が、全国の飲食店経営者1,085人を対象に2023年3月、デジタルツールの導入への興味・関心と導入状況・導入後の効果に関するアンケート調査を実施した。
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飲食店経営において、45.5%がデジタルツール導入に興味・関心あり。1年前の前回調査(2022年3月)の42.8%から微増した。いずれかのデジタルツールの導入率・計は57.7%と前回(55.6%)比で微増。導入済みトップ3は「キャッシュレス決済」「自社ホームページの制作/ローカルビジネス登録サービスの活用」「集客販促ツール」。
現在の経営課題は、1位「売上UP」(50.4%)、2位「食材費の削減/最適化」(28.7%)、3位「顧客満足度UP」(20.9%)。前回比では「食材費の削減/最適化」(前回比+4.4ポイント)の割合が最も増加した。
デジタルツール導入で何らかの効果を感じている経営者は82.4%。感じている効果のトップ3は、1位「売上UP」(50.3%)、2位「顧客満足度UP」(41.1%)、「経営数値管理の強化」(28.4%)。前回比のポイント増減では、「経営数値管理の強化」(+4.0ポイント)、「QSCの向上」(+3.7ポイント)、「顧客満足度UP」(+3.5ポイント)等が伸びた。
デジタルツールを導入して売上がアップした経営者は5割もいる。導入コストも回収できて、さらに利益もアップするとなれば、デジタルツールの導入は一気に広がりそうだ。
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