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取材・執筆 : フードリンクニュース編集局 2025年11月12日
街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた内閣府による景気判断。3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では、2025年10月は44.4 ポイント、9月から0.2ポイント微減した。


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2~3ヶ月先の飲食関連の景気の先行きに対する判断は、53.6ポイントと、こちらは1.2ポイント上昇した。年末需要に向けての期待は継続している。2ヶ月連続で伸びた。
「高くても食べたい物を食べる」「利用頻度は活発」「物価が高いなりにお金が回り出している」などの声も飲食店からあり、景気は持ち直している。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、持ち直しが続きそうだ。
■街の声
○:少しずつだが客単価が良くなっている。安いから食べるのではなく、高くても食べたい物を食べるという状況に戻ってきている(北関東・一般レストラン)
○ :年末に向かう影響もあってか、利用頻度は活発であり、景気後退感は見受けられない(南関東・高級レストラン)
○ :物価高に消費者が慣れてきている。物価が高いなりにお金が回り出している。高い物でもきちんと売っていればそれなりに売れる。恐らく景気は悪くないということではないかと考える(甲信越・スナック)
▲ :客の様子をみていると、物価上昇の影響を受け日々の生活に精一杯で、外食にまで足が向かないようである(東海・一般レストラン)
○ :我が国の首相が新しく決まり、物価高は継続しつつも、ガソリンの暫定税率廃止の方向など日本が少しずつ変わるというマインドがある。10月に3000品目以上の食品が値上げされたにもかかわらず、客の外食頻度は下がっている様子がみられない。また、北陸は観光地化しており、インバウンドは減少傾向だが、相変わらず週末は観光客でにぎわっている(北陸・一般レストラン)
□ :大阪・関西万博が閉幕し、近隣の商店街の人通りも徐々に戻ってきたが、依然として客単価は低い(近畿・一般レストラン)
○:大阪・関西万博の開催による、大阪への需要の集中傾向が分散するとともに、インバウンド需要も活発になるため、単価、来客数共に上向くことが予想される(近畿・高級レストラン)
▲ :好調だった予約が減少傾向にあり、来客数も昼夜共に減っている状況である。客との会話でも来店控えの傾向がうかがえる。10月からの各種値上げが影響していると考えられる(中国・一般レストラン)
○ :行事が多く気候による影響も少ない時期でもあり、来店機会が増えるとみられる(四国・一般レストラン)

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