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2025年4月11日(金)06:13 IR情報

吉野家HD【25年2月通期決算】、増収減益。はなまるは利益16%増。河村社長は会長に、社長・副社長の2人代表に移行。

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取材・執筆 : 安田正明 2025年4月11日

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株式会社吉野家ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:河村 泰貴)が、2025年2月期決算を発表。

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 売上高は2,049億83百万円(前年比9.3%増)、営業利益は73億6百万円(8.4%減)、経常利益は79億95百万円(7.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は38億3百万円(32.1%減)となった。

 吉野家事業は、7月に値上げを行い、セグメント売上高は1,378億4百万円(9.0%増)となりったが、利益は人材の確保と定着を目的とした先行的な賃上げや店舗の時給改定など人件費を中心としたコスト上昇の影響により77億90百万円(3.0%減)となった。全1,259店舗、既存店売上7.4%増。転換を進めているクッキング&コンフォート店舗は、412店舗から540店舗と128店舗増加し、テイクアウト・デリバリー専門店は同37店舗から44店舗と7店舗増加した。

 はなまる事業は、セグメント売上高は308億52百万円(5.5%増)。利益は、人件費を中心としたコスト上昇はあるものの増収効果により20億5百万円(16.3%増)となった。全415店舗、既存店売上8.1%増。25年1月1日に本社を高松市に移転し、「おいでまい!さぬきプロジェクト」を始動。「つくりたて」を実現させるべくテーブルオーダーの検証を始めた。

 海外事業は、セグメント売上高は為替などの影響により278億75百万円(2.9%増)。利益は、人件費を中心としたコスト上昇などの影響により12億14百万円(47.0%減)となった。全998店舗で、既存店売上4.6%減。アメリカは人件費上昇で既存店売上3.8%減、中国は経済不況で同6.8%減と厳しい。

 次の柱と位置付けるラーメン事業では、麺、スープ、タレなどの商材の開発、製造、販売を行っている宝産業株式会社に加えて、北海道産小麦を使用したこだわりの「自家製麺」と高純度の鶏スープを使った「鶏白湯スープ」が幅広い顧客層から支持を得ているキラメキノ未来株式会社の株式を取得し子会社化した。18年に子会社会した、「ばり馬」を展開する株式会社ウィズリンクを加えて、ラーメン事業は130店舗となる。

 さらに、代表取締役の異動人事を発表。代表取締役の河村 泰貴氏は代表権のない会長となり、新・代表取締役社長にはアジア統括本部長の成瀬 哲也(なるせ てつや)氏が、代表取締役副社長には企画本部長の小澤 典裕(おざわ のりひろ)氏が就任する。2人代表制に移行する。5月27日付け。

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