やじうま速報
記事への評価
取材・執筆 : 安田正明 2024年12月6日
ユネスコ(国連教育科学文化機関)が、南米パラグアイで開催中の委員会で、日本酒や焼酎、泡盛といった日本の「伝統的酒造り」を無形文化遺産に登録することを12月5日(日本時間)決めた。
<関連記事>

3店舗目は「日本酒ポニーテール」。"若干26歳" 曲田かんな社長の野望は、飲食事業とアイドル事業の両立!
最大手の白鶴が銀座のビルで大吟醸米を作る理由。
松屋「すし松」、江坂駅近に関西初出店。日本酒8種で居酒屋ニーズも拾う。
伝統的酒造りは、コメや麦といった原料を発酵させ、日本酒や焼酎、泡盛、みりんなどを造る日本古来の技術。原料のデンプンの糖化と、麹によるアルコール発酵を同時並行的に行わせる「並行複発酵」という技術を使う。徐々に糖化と発酵が進むことで、酵母のストレスが少なく、ワインと比べて高いアルコール濃度の酒が造られる。
儀式や祭礼行事などにも使われ、日本の文化や習慣に欠かせない存在として評価され、今回の登録にいたった。
24年1~9月の日本酒のトータル輸出金額は307億円(2%増)。輸出先のトップ3は、米国、中国、香港の順。しかし、日本国内では、出荷量はピーク時(1973年)には170万㎘を超えていたが、23年では約39万㎘まで減少している。

読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0