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2024年11月05日(火)07:04 やじうま速報

「筑前屋」CSD、負債43億で特別清算。事業は新カスタマーズディライトが継続。

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取材・執筆 : 安田正明 2024年11月5日

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 大衆酒場「筑前屋」、炭火焼鳥「鶏ジロー」などを展開していた株式会社CSD(東京都中野区)と関連2社が10月17日、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。負債額は43億円。東京商工リサーチが公表した。

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 CSDは、2007年に創業し大衆酒場「筑前屋」などをFC展開していた株式会社カスタマーズディライト(本社:東京都江東区 代表取締役:中村 隆介)の事業を引き継いだ。ピーク時の20年には直営・FCで118店舗を展開していた。しかし、コロナ禍で営業自粛や時短営業を余儀なくされ、21年12月期の売上高は約20億円にとどまった。不採算店舗の整理など、業容を縮小させながら、私的整理を進めていた。

 こうしたなか、CSDは新たに設立した株式会社カスタマーズディライト(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小山 潤一郎)に事業を会社分割により譲渡。CSDは、2024年7月の株主総会の決議により解散した。なお、カスタマーズディライトが残った86店舗の運営を継続している。

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