IR情報
記事への評価
取材・執筆 : 安田正明 2024年4月12日
株式会社吉野家ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:河村 泰貴)が、 2024年2月期 決算を発表。売上高1,874億72百万円(11.5%増)、営業利益79億73百万円(132.1%増)、経常利益86億6百万円(1.5%減)、当期純利益56億4百万円(22.5%減)となった。
<関連記事>
【吉野家・安部会長】「吉野家」の強さは、牛丼ではないんです
吉野家HD、【8.91%】賃上げ。23年は、定年再雇用店長の年収を1.5倍にした。
吉野家、人件費増で増収減益。セルフ式「黒い吉野家」で次世代を。
吉野家事業は、売上高は1,264億60百万円(11.2%増)。原材料費を中心としたコスト上昇に対し値上げを行い、セグメント利益は80億29百万円(29.2%増)となった。はなまる事業は、売上高は292億37百万円(15.4%増)、セグメント利益17億24百万円(前年は赤字2億68百万えん)。海外事業は、売上高は270億98百万円(6.8%増)、セグメント利益22億88百万円(67.9%増)。
全社の経常利益、純利益のマイナスは、前年度に助成金収入48億81百万円があったことに因る。
来期25年2月期においては、「成長投資の加速」と「客数獲得」を最優先事項として取り組む。特に、吉野家において、原材料価格や人件費などのコスト削減につながる、セルフ式新サービスモデル店舗(黒い吉野家)への改装転換のスピードを上げ、同期中に100店舗以上の改装を行う。黒い吉野家は24年2月末現在で412店舗。25年度で吉野家全店の4割超えを目指す。また、量的成長を図るチャンスと捉え、テイクアウト・デリバリー専門店の出店も強化する。
読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0