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2018年10月09日(火)12:23 IR情報

吉野家、人件費増で増収減益。セルフ式「黒い吉野家」で次世代を。

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取材・執筆 : 加藤一 2018年10月9日執筆

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 株式会社吉野家ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:河村 泰貴)が2019年2月期第二Q(2018年3~8月)業績を発表した。売上高1003億39百万円、2.7%増。営業利益55百万円、97.4%減。経常利益3億32百万円、86.4%減。増収減益となった。不採算店の撤退による減損損失5億11百万円を計上し、最終赤字8億5千万円と厳しい前期となった。

 吉野家事業は既存店売上高4.0%増で、売上高508億42百万円、4.7%の増収。はなまる事業は売上高148億21百万円、8.9%の増収。しかし、肉・米を中心とした食材価格の高騰や、人手不足やアルバイト・パート時給の上昇などもあり人件費が増加したことにより減益となった。

 吉野家は、はなまる同様に人件費を削減できるセルフ型の店舗を次世代の店舗フォーマットと位置づけており、今期中にフォーマットの完成を目指している。これは「黒い吉野家」として、カフェのようだとネット上で話題となっている。来期からは年100店ずつ増やす計画とする。

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黒い吉野家 恵比寿駅前店

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