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取材・執筆 : 安田正明 2024年2月15日
株式会社SANKO MARKETING FOODS(本社:東京都中央区、代表取締役:⻑澤 成博)が、2023年7月~12月決算短信を発表。事業再構築のコストが先行して発生したため、営業赤字3億8百万円。赤字から脱却できていない。
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SANKO MARKETING FOODS長澤社長に直撃 「金の蔵」の戦略的撤退が完了。祖業である飲食業に水産業(産地&加工&流通)を加え、黒字転換を目指す。
SANKO、また2億5千万を調達。23年下期も赤字見込で運転資金が不足。
SANKO、貿易会社を合弁で設立。水産物の自社輸出をめざす。
売上高は44億16百万円(51.6%増)となったが、事業再構築の進捗を確実に進めるために、①飲食の既存業態の出店計画を補完する東海エリア10店舗の地位承継に伴うコスト、②国内市場から海外市場へ事業範囲を拡大するためのベトナム事業・貿易事業の事業化コスト、③自社船団である「SANKO MEMBERSHIP」の形成コスト、④水産6次産業化モデルの中核となる商品開発コスト、⑤水産事業の販売拡大のための販路開拓コストなどが先行して発生したことから、営業損失は3億8百万円(前年は損失3億56百万円)となった。経常損失は3億8百万円(前年は損失3億51百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は3億25百万円(前年は純損失3億61百万円)となった。
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