街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2023年10月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では、57.2ポイント。行楽シーズンであり、9月から 4.3ポイント上昇した。

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　2～3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、53.2ポイント。9月から 1.1ポイント下がった。 景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる。先行きは、ボーナス支給後の忘年会など年末需要への期待がかかる。忘年会は新型コロナの5類移行で復調しそうだが、企業忘年会はコロナにかかわらず減少傾向にある。

■街の声

「酒税法改正に伴う値上げによる大きな影響はない。道の駅など観光施設での販売量はインバウンドも含め良い状態が続いている。ただし、飲食店への販売量は、時期的なこともあり良くない。」（東北・酒小売店）

「客単価が良くない。イベント等もあり客足は増えているのに、客単価が足を引っ張っている感じである。」（北関東・一般レストラン）

「なかなか景気は戻ってきていないが、これから年末に向けて、人の動きも少しは良くなるのではないか。また、冬のボーナス支給もあり、お金を使う機会も少しは増えると考えている。」（甲信越・スナック）

「秋になりコロナ禍で中止になっていたイベントが開催され、イベント販売が好調である。店舗の売上も少しずつ上がってきた。」（東海・一般レストラン）

「物価高により節約傾向は続くが、新型コロナウイルス感染症収束後初めての年末年始に期待したい。」（東海・高級レストラン）

「インバウンドや観光需要が拡大している。また、秋の行楽シーズンで、地元客の外出が活発化している。」（北陸・一般レストラン）

「物価は高騰しているが、飲食店であるためインバウンドや忘年会、新年会が続き、忙しくなっていく。」（九州・高級レストラン）

「今月に入り会社員の来店数が落ちている。深夜来店も無くなり、近隣の飲食店も閉店が早い。燃料代や諸物価の上昇が外食頻度の低下を招いており、物価の上昇に給与の上昇が追い付いていないと考えられる。」（九州・スナック）

「歓送迎会や忘年会の問合せが増えてきている。」（沖縄・一般レストラン）