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やじうま速報

外食ニュース

2023年7月11日(火)06:38 やじうま速報

【23年6月街角景気】景況感は下落。値上げできず、コスト増で利益残らず。

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取材・執筆 : 安田正明 2023年7月11日

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 街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2023年6月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では57.4ポイント、5月から 3.7ポイント下落した。

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 2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、 58.2ポイント。5月から0.4ポイント下降した。景気は、緩やかに回復はしている。先行きについては、5類感染症への移行も終わり、アフターコロナが当たり前となって景気は一服した感がある。しかし、お客側は給与の伸びが低い中での物価上昇、飲食店側は人手不足とコスト上昇となっており、利益が取りにくくなっている。

■街の声
「人流が回復しつつあることで、売上が幾分回復してきている。ただ、大人数宴会については回復までもう少し時間が掛かることになる。」(北海道・高級レストラン)
「夏祭りや花火大会等の日程が決まってきており、人出もかなり増える見込みのため、外食や飲み会の機会も増えてくる。」(北関東・居酒屋)
「物価高騰により外食に使える金が減っているため、なかなか難しい。」(東海・一般レストラン)
「インバウンドも含めて昼食時の来客数はあるが、夜の客は少なく、アルコール類も出ていない。」(北陸・一般レストラン)
「現在の消費行動は継続するとみているが、新型コロナウイルス感染症の再拡大や物価上昇の継続、光熱費による家計の圧迫、円安の継続など複数のマイナス要因もあるため、先行きは不透明である。」(北陸・一般レストラン)
「G7広島サミット開催による認知度向上で、来客数が大きく伸びている。」(中国・高級レストラン)
「 観光客はどんどん増えて、地元客も動いてきているが、求人数が厳しい上に、人件費は暴騰し、仕入原価もどんどん上がっている。客単価を上げるにも限度がある。」(沖縄・居酒屋)

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