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やじうま速報

外食ニュース

2023年6月27日(火)05:15 やじうま速報

【外食市場23年5月】19年比7%増、活況続く。飲酒業態は、店舗整理続く。

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取材・執筆 : 安田正明 2023年6月27日

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 社団法人日本フードサービス協会(本部:東京都港区、会長:髙岡 慎一郎)による協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査2023年5月度は全体売上で 111.8%、19年比でも107.6%となった。5月は、8日に新型コロナの位置づけが感染症法5類へと移行し行動制限がなくなり、GW後半の月初から店内飲食の好調が続いた。

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 帰省客、国内観光客、インバウンドともに消費が旺盛。しかし、食材・エネルギー・物流・人件費等の上昇と人手不足による時短営業などが経営上のマイナス要因となっている。

 ファーストフード業態は、全体売上110.4%、コロナ禍前の19年対比では120.5%となった。「洋風」は、休日数が1日少ないことや相次ぐ価格改定からか客数にややマイナス影響が出たが、客単価増で売上は堅調を維持し、108.9%。「和風」は、コロナの5類移行でビルイン店舗の店内飲食が持ち直し、売上114.0%。「麺類」も、GWに商業施設立地店舗の集客好調などもあり、売上114.3%となった。「持ち帰り米飯/回転寿司」は、回転寿司がGWの堅調に加え、都心部でインバウンド需要が好調、売上107.8%。「その他」は、「アイスクリーム」がファミリー需要を狙った大容量容器の販売キャンペーンを実施、売上は108.8%となった。

 ファミリーレストラン業態は、全体売上112.0%、19年比は97.8%となった。GWの好調に続いて、5類移行後の回復が持続したこともあり、売上は「洋風」111.9%、「和風」114.1%、「中華」110.6%。「焼き肉」も、月間の客足は好調で売上110.6%となったが、人手不足により営業時間短縮を余儀なくされているところもある。

 パブ・居酒屋業態は、コロナの5類移行により団体等のやや大きめの宴会が少しずつ戻るなど、回復傾向が続き、122.5%となった。しかし、コロナ禍でビジネス街・繁華街を中心に既存店舗の整理が進み、19年比では売上66.3%、店舗数68.5%となっている。

 ディナーレストラン業態は、入国制限撤廃後にインバウンドの回復が続く中、5類移行後は団体客の宴会も少しずつ戻りはじめ、売上は114.6%、19年比で97.3%となった。

 喫茶業態は、価格改定後の客単価上昇に加え、5月8日以降はコロナ規制の事実上の撤廃により、各地でイベント再開が活発になり、売上は118.8%となった。

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