やじうま速報
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取材・執筆 : 安田正明 2023年6月1日
「お好み焼本舗上越店」などを経営する有限会社ノア企画(本社:新潟県佐渡市、代表:大地 建二)が5月17日、新潟地裁佐渡支部より破産開始決定を受けた。負債総額は約6,400万円。東京商工リサーチが報じた。
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同社は1976年10月に個人経営で喫茶店の経営を開始。1991年9月に法人化を図り、「村さ来」のフランチャイジーとなり、佐渡金井店を出店。1997年12月には2店舗目の上越ふれあい通店もオープンさせ、2004年9月期は売上高1億3,806万円、当期利益358万円を計上していた。
しかし、佐渡市の人口減少や他社との競争激化などで、売上高は減少傾向を余儀なくされていた。経営再建を図るべく、不採算の「村さ来」を閉鎖。その後、「お好み焼本舗」のフランチャイジーとして上越店を運営していたが、昨今の新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛等の影響で集客が低迷、2021年8月ころから休業状態となり、2021年9月期の売上高は約960万円に落ち込んでいた。
新型コロナ関連の経営破綻となる。
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