株式会社幸楽苑ホールディングス（本社：福島県郡山市）が、現代表取締役社長 新井田 昇氏が退任して、創業者で代表取締役会長の新井田 傳氏が6月23日付けで代表取締役会長兼社長としてトップに復帰する。

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　同社は2023年3月期 決算で、売上高254億61百万円（1.8％増）、営業赤字16億87百万円（前期も赤字20億45百万円）ながら最終で減損損失8億39百万円が加わり、28億58百万円の赤字となった。前期は政府の協力金があり黒字3億74百万円。

　昇氏は傳氏の子息であり、18年11月に幸楽苑HDの代表取締役に就任した。傳氏は相談役に退いたが、今年23年2月には代表取締役会長に復帰。さらには、6月に昇氏を追いやって代表取締役会長兼社長としてトップに復帰する。傳氏は1944年5月10日生まれの79歳。同社は「発展のために創業者が復帰することが最善と判断」したという。昇氏は取締役も退任する。