ニューオープン
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取材・執筆 : 安田正明 2023年4月25日
恵比寿の豆腐店「豆富食堂」などを運営する株式会社JO(本社:東京都品川区、代表:尾山 淳)が、「豆富食堂」の姉妹店として、小さな町のパン屋「豆富パン(とうふぱん)」を4月28日(金)、東京・五反田にオープンさせる。




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「豆富食堂」は、2021年11月恵比寿にオープンした豆腐工房と食堂を併設した豆腐店。今回オープンする「豆富パン」では、「豆富食堂」で作られる豆腐・豆乳・おからを使用したパンを販売し、"パン屋"というかたちで豆腐の楽しさを伝えていきたいという。
一般的な豆腐工房では、豆腐製造を行う過程で豆乳の搾りかす「おから」が大量に排出される。豊富な食物繊維や栄養素から日本のスーパーフードとしても年々注目が高まる一方で、大量の水分を含むことによる劣化の速さなどから取り扱いが難しく、食用での利用率はわずか1%程度と言われている。そのような魅力あるおからを活用し、豆腐屋にしか作れないパン屋を目指して「豆富パン」を立ち上げた。
「豆富パン」では、牛乳の代わりに豆乳を使用したり、小麦粉におからを混ぜ合わせ、できる限りのグルテンを抑えるなど、身体にも優しいパンを販売する。パンは全て熟年の職人が店内で毎日手作りして焼き上げる。今後はグルテンを一切使わない米粉パン、豆腐を使ったドーナツやおからを使ったお茶の販売も予定。さらに「豆富食堂」で販売している出来立ての「木綿豆腐」「おぼろ豆腐」「三角揚げ」なども販売。

「食パン」500円。北海道産小麦使用。おからと豆乳の魅力を最大限に生かしたシンプルパン。噛むほどにおからの香りが口いっぱいに広がる。*乳製品・卵不使用。

「豆腐カレーパン 」320円。食パン生地をベースに自家製の醤油豆を合わせたカレー、カレーで煮込んだ豆腐、チーズをトッピングした惣菜パン。

「豆富パン(とうふぱん)」
■所在地: 東京都品川区西五反田2丁目25−4
■電話番号: 03-6420-0909
■営業時間: 11:30〜売り切れまで
■定休日: 月火
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