やじうま速報
記事への評価
取材・執筆 : 加藤一 2022年5月13日
フードデリバリー配達員が休憩時間に客として気軽に飲食店を利用することができる配達員応援サービス「YUM JAM pass(ヤムジャムパス)」が5月10日よりスタートした。
<関連記事>
DiDiもフードデリバリーから撤退。ウーバーイーツと出前館の2強時代に。
「デリバリーメニューでの差別化はこれだ」見落としていたマーケットは筋トレマニア
デリバリー、利用者の6割が不満。品質向上のため自社宅配に動く大手は、宅配ピザチェーンを狙う
デリバリー代行を行う株式会社エニキャリ(本社:東京都千代田区、代表取締役:小嵜 秀信)が、デリバリー配達員向けメディアを運営する合同会社YUM JAM(ヤムジャム 本社:東京都江東区、代表社員:井手 庸介)と共同で開発した。配達の合間に「客としてバッグを持って飲食店に入りづらい」といった配達員の気兼ねを解消し、店舗にとってはアイドルタイムの売上拡大につながる双方Win-Winのサービスとなる。
配達員は「大きなバッグがお店に迷惑がられそう」「飲食代など出費がかさむ」といった理由から、客として店舗に入ることや利用することに抵抗があり、休憩場所に困るという。一方で配達員の休憩は休配達依頼が減少する14時~17時で、店舗のアイドルタイムであることから、配達員の来店を歓迎するという声もあるという。両者のニーズをマッチングさせたのが「YUM JAM pass」。
「配達員歓迎」店として、大盛無料、ソフトドリンク1杯サービスなど特典を提供できる飲食店を集め、アプリで配達員に告知する。店側は無料。
現在は、東京・千葉・大阪での加盟店を求めており、5月10日時点では、「筋肉食堂 六本木店/銀座コリドー店/渋谷MIYASHITA PARK店/渋谷店」、「ぬちぐすい(東京・台東区)」など計15店舗が加盟している。問合せは、株式会社エニキャリ 営業企画本部(電話:03-6416-0089、受付:平日11:00-20:00)。

読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0