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やじうま速報

外食ニュース

2021年3月26日(金)08:02 やじうま速報

【外食市場21年2月】飲酒業態29%。それでも時短は4月まで継続。

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取材・執筆 : 加藤一 2021年3月26日

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 一般社団法人日本フードサービス協会(本部:東京都港区、会長:髙岡 慎一郎)による 協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査2021年2月度は、外食全体の売上は77.7%と、今年1月よりもさらに落ち込んでいる。特に飲酒業態にとって酒類提供の時間短縮は致命的で、「パブ・居酒屋」の売上は対前年比29.3%となった。

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 ファーストフード業態は、洋風の巣ごもり需要に引き続き堅固さがみられたが、電子決済アプリとのコラボキャンペーン等で好調だった前年には及ばず、全体売上は91.3%となった。 「洋風」は、宣言継続下でドライブスルーやデリバリーの需要が堅調、まとめ買いにより客単価114.4%、売上101.5%となった。「和風」は、テイクアウトが堅調だったものの、営業時間短縮の打撃が大きく売上83.4%。「麺類」も売上71.1%。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、20時以降のテイクアウト需要が顕著に増加したものの、「回転寿司」等の店内飲食が振るわず売上は95.7%。

 ファミリーレストラン業態は、コロナ禍で取り組み始めたテイクアウトが伸びているものの、引き続き営業時間・酒類提供時間の短縮を強いられ、全体の売上は67.6%となった。2月後半から客足がやや持ち直すかに見えたが、時短営業の延長で売上は「洋風」66.6%、「和風」62.9%。「中華」は店外売上への注力が奏功し85.2%。「焼肉」は宣言期間延長の中、休業した店舗もあり、売上62.8%。

 パブ・居酒屋の飲酒業態は、酒類提供時間の制限下で休業を続ける店舗も多く、「パブ・ビアホール」は売上24.1%、「居酒屋」は売上30.5%となった。駅前など繁華街立地の店舗は特に苦戦が続いている。

 ディナーレストラン業態は、2月後半は週末を中心に客足がやや戻る店舗もあったが、営業時間短縮の影響は甚大で売上は53.7%となった。

 喫茶業態は、月後半にかけて少しずつ客足回復の兆しはあるものの、外出自粛や在宅勤務が継続する中で回復は限定的、売上は67.4%となった。

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