やじうま速報
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取材・執筆 ： 加藤一 2020年3月11日
街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2020年2月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連で、新型コロナウイルス感染症の影響により、1月から23.8ポイントも急降下して、16.0ポイント。2～3ヶ月先の景気の先行き判断は一段と厳しくなるとみて、1月から26.4ポイントも下落、12.9ポイントとなった。厳しい声ばかり。
■街の声
「新型コロナウイルスにより、中国人観光客への影響が出ている。ただ、国内客への影響はほとんどみられなかった。」（北海道・高級レストラン）
「新型コロナウイルスの影響で複数のキャンセルが発生しており、非常に厳しい状況である。また、消費税の引上げにより、景気も冷え込んでいる。（東北・高級レストラン）
「寺院の近くということもあり、外国人観光客が増えていたが、ここにきて激減している。先行きは非常に暗いと言わざるを得ない。」（東北・一般レストラン）
「レストランへの来客数が減っている。新型コロナウイルスの影響を少なからず感じている。」（北関東・一般レストラン）
「新型コロナウイルスの影響で、来客数が激減している。」（北関東・スナック）
「中旬以降、新型コロナウイルスの影響が顕著に表れている。行動自粛要請等もあり、以前とは比較ができないほど、客の動向の落ち込みがみられる。」（南関東・一般レストラン）
「新型コロナウイルスが収まらない限り、外出を控える風潮は収まらず、収まったとしても急激に戻るとは思えない。」（甲信越・高級レストラン）
「新型コロナウイルス報道の影響に加え、前年の災害からも立ち直り不足である。」（甲信越・一般レストラン）
「１月末から新型コロナウイルスの影響でインバウンド客が減少、２月以降の予約がキャンセルとなる。２月中旬より国内客も含めキャンセルや外出控えの影響から、来客数が前年を大きく割り始めた。」（東海・高級レストラン）
「例年であれば、卒業、進学、転勤と人の動きが多くなり、外食の機会が増える時期であるが、新型コロナウイルス問題の収束までは来客数は増加しない。」（中国・一般レストラン）
「新型コロナウイルスだけが原因ではないが、来客数は減っている。」（四国・一般レストラン）
「新型コロナウイルスが終息しない限り、景気回復は見込めない。」（九州・一般レストラン）
「早く新型コロナウイルスが終息しないと、在宅勤務のできない飲食業は死活問題である。一部飲食の宅配が伸びそうではあるが、専門ではない我々では参入は難しい。」（沖縄・居酒屋）
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