やじうま速報
フレンチの世界的スターシェフ、ジョエル・ロブション氏が8月6日、スイスのジュネーブで死去した。73歳で、がんを患っていたという。フランス料理を日本に広めた功績は大きい。

1945年4月7日にフランス西部のポワチエで生まれ、ホテルニッコーパリでエグゼクティブシェフとしてミシュラン2つ星を獲得して有名になり、1981年に自身のレストラン「Jamin」をオープンさせた。同店はわずか3年という最速のスピードでミシュラン3つ星を獲得。1994年に自分の名を冠した「Joël Robuchon」をオープンさせ、世界のベストレストランに選ばれるようになった。
50歳を境に教えることに専念するため引退し、料理のテレビ番組を持った。その間、世界を旅し、特に日本に興味を持ち、寿司や天ぷらなどのお客様の目の前で調理するスタイルに注目。出来たのが、オープンキッチンとカウンター席の「LAtelier de Joël Robuchon」 。2003年に1号店をパリでオープンさせた。東京・六本木ヒルズにも同年オープン。その後、ロンドン、ニューヨーク、香港、上海などにも進出し、計12都市で運営している。2014年にはバンコクにも出店している。
獺祭の旭酒造株式会社(本社:山口県岩国市、代表取締役社長 桜井一宏)と組み、パリ8区に「Dassaï Joël Robuchon(獺祭・ジョエル・ロブション)」を2018年4月にオープンさせた。今まで日本酒を知らなったフランス人などに、ロブション氏の料理と合わせて日本酒の魅力を知ってもらうことが目的。パティスリーとバー部門は先行オープンしていたが、レストラン部門は6月にオープンさせたばかりだった。

読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0