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取材・執筆 : 安田正明 2025年11月10日
スシローを展開する株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山本 雅啓)が、2025年9月通期決算を発表。
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売上高4295億74百万円(前年比19.0%増)、営業利益360億93百万円(54.4%増)、税引前利益337億77百万円(56.0%増)、最終利益229億37百万円(56.7%増)となり、売上利益共に過去最高を記録した。
国内スシロー事業の売上は2659億3百万円(11.6%増)、セグメント利益180億8百万円(26.7%増)。既存店で、客数104.2%、客単価105.7%で、売上110.1%。全店売上は112.1%。サンリオ「はぴだんぶい」「BTS Island:インザソム」などキャラクターを起用したキャンペーンが好評だった。スシロー郊外型より一回り小さいサイズの店舗を都市圏の駅近/駅前ロケーションを狙い、現在の659店舗から更に店舗数を積み上げる。
海外スシロー事業の売上は1314億22百万円(42.6%増)、セグメント利益は163億24百万円(126.9%増)。利益率は12.4%であり、国内の6.8%の2倍も稼ぐ。海外売上比率は30.6%まで上昇した。海外展開は2011年にスタートし、 現在は227店舗にまで拡大した。北米では、次年度中のスシロー1号店オープンの準備を進めており、海外売上比率35%に挑む。しかし、26年度目標の400店舗達成は難しそうだ。
しかし、スシロー以外の事業は苦戦している。
京樽事業の売上23,532百万円(1.9%減)、セグメント利益は60百万円(前年は赤字3億50百万円)。引き続き不採算の閉店と厳選出店を推進する。また、国内杉玉事業は、売上82億84百万円(20.1%増)、セグメント利益は64百万円(51.1%減)。 商品・接客力向上にフォーカスし、「また来たい」と思ってもらえる店づくりへの取り組む。
26年度は、売上4850億円(112.9%)、営業利益405億(112.2%)をめざす。

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