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取材・執筆 : フードリンクニュース編集局 2025年8月18日
街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた内閣府による景気判断。2025年7月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では、42.8ポイントとなり、6月からわずかに0.3ポイント上昇した。


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2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、50.0ポイントと、景気の好悪のブレイクポイントまで回復した。 6月から2.7ポイントの上昇となり、4月から4ヶ月連続で上向き傾向が続いている。
飲食関連は、現状は猛暑や物価高で足踏み状態だが、先行きに明るさを感じている。内閣府は、「景気は、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、価格上昇や米国の通商政策の影響を懸念しつつも、持ち直しの動きが続くとみられる。」と全体を判断する。
■街の声
○:管内を訪れる観光客が増えていることで、景気は良好に推移している(北海道・高級レストラン)
▲:例年夏は来客数が減少傾向になるが、猛暑日や真夏日が続くなか、今年はその傾向がより顕著である(東北・高級レストラン)
○:原材料価格の高騰を背景に、価格改定を含むメニューの変更を行うなかで、一部の商品価格が20%以上上昇しているが、注文内容は価格上昇幅に左右されていない(南関東・高級レストラン)
▲:良くなりそうな材料がない。暑くて飲みに来てくれない。原価が上がり続けているため、仕方なく値上げもしているが、個人消費は余りにも良くない(甲信越・スナック)
▲:異常な暑さが続いており、客も外出をためらっている様子で、少なくとも9月いっぱいは期待できない(東海・一般レストラン)
□:物価高騰や米不足などは継続しているが、客がその状況を受け入れて生活している様子が見受けられる。3か月前から状況は好転していないが、悪くもなっていない。外食頻度はここ数か月横ばいでいる(北陸・一般レストラン)
▲:物価高に加え、猛暑のため街では人出が少なく、平日、週末共に来客数が減ってい
る。10月まで暑さが続くと予想され、引き続き外食は控える傾向にあると予測してい
る(九州・スナック)
□ :観光客の増加と大型レジャー施設開業の影響がしばらく続くとみている(沖縄・ファーストフード)
(◎良、○やや良、□不変、▲やや悪、×悪)

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