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取材・執筆 : フードリンクニュース編集局 2025年7月9日
街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた内閣府による景気判断。2025年6月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では、42.5ポイントとなり、5月から2.7ポイント上昇した。
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トランプ関税騒動が始まった4月は42.1ポイント、5月は39.8ポイントと、5月で大きく下げたが、6月は4月並みに戻った。
2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、47.3ポイント。 5月から3.0ポイントの上昇となり、4月から上向き傾向が続いている。 夏のボーナス及び賃上げへの期待がかかる一方で、引き続き価格上昇や米国の通商政策の影響への懸念から、飲食店の声は良し悪しまだらで、景気横ばいを示す50ポイントまでは回復していない。
■飲食店の声
「暑くなり、人が外出する機会が多くなる。」(東北・一般レストラン)
「ボーナスが出たにもかかわらず、来客数は落ち込んだまま、かなり厳しい状況である。他の飲食店従業員の話では、アルバイトの時給や社員の給料が下がっているとのことである。物価高に加えて光熱費も高くなり、飲食店に負担が重くのしかかっている。」(北関東・一般レストラン)
「物価高に対する慣れのようなものが見受けられる。必要な物は値段が倍になっても買うが、無駄な物は買わない。来客数は減っているものの、客単価は上がっている。」(南関東・カフェ)
「ボーナスが入ったため、来客数が増えている。」(東海・一般レストラン)
「毎年、連休明けの6月は売上が伸び悩むが、今年は前年を下回っている。来客数は若干増加しているが、客単価が下落している。客は、外食の機会は減らしたくないが、出費を抑える傾向である。」(四国・一般レストラン)
「7月に災害が起きる噂が原因かもしれないが、インバウンドが大幅に減少している。」(九州・居酒屋)
「来客数が大きく減少している。音楽イベントなど行い、どうにか集客しているが、平日の来客が少なくて困っている。」(九州・一般レストラン)

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