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取材・執筆 : 安田正明 2025年5月16日
ワタミ株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役会長 兼 グループCEO:渡邉 美樹)が、2025年3月期決算を発表。
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売上高887億13百万円(前期比7.8%増)、営業利益45億68百万円(21.7%増)、経常利益52億46百万円(12.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は35億22百万円(15.9%減)となった。支払利息1億83百万円の増加により経常マイナスとなり、不採算店の減損7億13百万円により純利益マイナスとなった。
日本サブウェイ合同会社(24年12月20日付でWATAMI FAST CASUAL MANAGEMENT合同会社に商号変更)を子会社化した国内外食事業は、売上高343億92百万円(7.3%増)、セグメント利益16億10百万円(23.2%増)の増収増益となった。サブウェイのFC186店舗を引き継ぎ、国内店舗数は492店舗となった。
宅食事業では、調理済み商品の累計デリバリー数が5,783万5千食(5.5%減)と減ったが、24年4月からの値上げで売上高402億29百万円(0.4%増)、セグメント利益47億24百万円(16.3%増)の増収増益となった。
海外事業は、24年2月にシンガポールのLeader FoodグループのM&Aを行い、24年4月には米国のSONNY SUSHI COMPANYから事業を譲り受けたことにより、売上高108億73百万円(57.8%増)、セグメント利益1億37百万円(前期は1億68百万円の損失)の増収増益となった。
21年度においてDBJ飲食・宿泊支援ファンド投資事業有限責任組合との提携により120億円の資金調達を行い、それを原資に積極的なM&Aを展開している。

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