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取材・執筆 : 安田正明 2025年3月25日
小僧寿しなどのKOZOホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森下 將典)が、オーストラリアの商業銀行マッコーリー・バンク・リミテッド を割当先に4月9日付けで第三者割当増資を実施し、11億円を調達する。
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使途は、タコベル(現在10店舗)の新店出店7店舗、とり鉄などアスラポートブランドの新規出店に6億9千万円、米国・英国・フランスへの寿司業態の出店に3億円、タコベル渋谷道玄坂店の改修と老朽化した店舗の修繕に1億2千万円。国内はタコベルに、海外は寿司に注力していくようだ。
2024年12月期 決算で、売上高181億9百万円(前年比38.7%増)ながら、営業利益は4億27百万円の赤字。売上は、業務用総合食品卸の東洋商事を買収し、流通事業の売上が2.4倍となったことに因る。しかし、小売、飲食、流通、海外の全4事業共に赤字となった。21年12月期から4年連続で営業赤字が続いている。調達した11億円で成長戦略を描く。

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