スーパーマーケット「ロピア」をはじめ、食の総合流通業を展開する株式会社OICグループ（本社：川崎市幸区、代表取締役：髙木 勇輔）が、10月15日、シェフパティシエ・ 鎧塚俊彦氏が代表を務める株式会社サンセリーテと株式譲渡契約を行い、サンセリーテがOICグループの子会社となった。

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　鎧塚氏はパティシエの第一人者。ヨーロッパで修業を積み、三ツ星レストランで日本人初のシェフパティシエを務めた後帰国し、2004年、東京・恵比寿に出来たてのスイーツを提供する「Toshi Yoroizuka」をオープン。その後は、スイーツ店にとどまらず、お客さまの目の前でスイーツを仕上げるカウンターデザート店「Toshi Yoroizuka Mid Town」をオープンさせた。また、世界初となる、畑から提供まで一貫した自社生産のショコラ作りを目指して、南米エクアドルにカカオ農園「Toshi Yoroizuka Cacao Farm Ecuador」を開設。2011年には、小田原市・石垣山山頂に、2,000坪以上の農園を併設したレストラン＆パティスリー「一夜城 Yoroizuka Farm」をオープンするなど、スイーツを通して、農業と地域の活性化にも尽力している。

　OICグループは「食のテーマパーク」の実現を目指しており、そのためにはスイーツの存在は欠かせないと判断。「トシ・ヨロイヅカ」のアジアへの事業展開や、画期的なパンやスイーツの商品・サービス・事業を生み出すことを期待する。