やじうま速報
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取材・執筆 : 安田正明 2024年10月9日
街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2024年9月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では、51.5ポイントで、8月から0.6ポイントの微増。横ばいの50ポイントは2ヶ月連続で超え、好景気インが続く。
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2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、51.6 ポイントで、こちらは8月から1.3ポイント低下したが、3ヶ月連続で50ポイントは超えている。景気は、緩やかな回復基調が続き、先行きも回復基調が続くと考えている。ネガティブな声が減り客数増への期待高く、単価を上げるための推奨販売に力を入れるところもある。
■街の声
「国内観光客が好調をキープしていることもあって、8月以降、来客数が高止まりしている。連休中の入込も好調に推移した。インバウンド需要が増加していることもプラスである。」(北海道・高級レストラン)
「来客数がそこそこあり、高単価のものがよく売れている。」(東北・一般レストラン)
「先の予約や問合せが若干増えてきているため、年末に向けて活発に動くのではないかと予想している。」(北関東・居酒屋)
「法人宴会を中心に繁忙期を迎えるに当たり、来客数の大きな改善は期待できないため、品質の良い物を適正価格で提供しながら、少しでも単価上昇を図れるように、飲料等も含め推奨販売を強化するよう指導している。」(南関東・高級レストラン)
「猛暑続きの異常気象も落ち着き、多少なりとも動きが活発になることを期待する。(甲信越・一般レストラン)
「能登豪雨の被害は受けなかったが、風評面で影響が出ないか心配している。」(北陸・一般レストラン)
「来客数全体のなかでは、特に団体客が減少しており、周辺の同業者からも地元客が動いていないと聞いている。」(沖縄・バー)
「少しずつ涼しくなってきたため、来客数の増加を期待している。」(沖縄・一般レストラン)
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