やじうま速報
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取材・執筆 : 安田正明 2024年7月10日
街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2024年6月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では、46.5ポイントで、5月から 2.4ポイント改善した。
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【24年5月街角景気】先行きは4ヶ月連続でマイナス。物価ばかり上昇し、定額減税への期待感じられず。
「焼肉きんぐ」が、2ヶ月連続既存店売上減と突然の異変。『ペヤング』提供が裏目に。
2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断も、47.3ポイントで、5月から2.6ポイント改善した。景気は回復基調にあり、物価上昇への懸念はあるがボーナス景気で少し潤った感がある。
■街の声
「今月は前半から好調で、一時動きが鈍くなったが、ボーナスが出たことで結果は良くなっている。やはり、給料やボーナスが出た後は動きが良くなる。」(東北・一般レストラン)。
「暑気払い等、大人数の宴会や少人数の飲食機会が増えてくる。」(北関東・居酒屋)
「 コスト高は継続するとみられ、改善が期待できれば景況感は上向きになるが、状況は依然厳しい。」(南関東・高級レストラン)
「緩やかに改善している。全体的にも空き店舗が減って新しい飲食店が増えているため、個人店で感じる以上に改善しているのだとみている。」(甲信越・スナック)
「能登半島地震からの復興や支援を目的としたメディアの特番や、人気の店や商品の紹介などでの露出が増えたこともあり、県外からの旅行客が増加している。ただし、地元客は減少しているため、景気が良いというわけではない。」(北陸・高級レストラン)
「観光客の増加で多少良くなる傾向もあるようだが、全体的には物価高の影響などで悪くなる要因が多いようである。特に我々飲食業は物価高や人件費の高騰の影響を強く受けるため、多少のことでは良くなるとは考えられない。」(沖縄・バー)
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