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取材・執筆 : 安田正明 2024年5月24日
オイスターバーと牡蠣卸の株式会社ゼネラル・オイスター(本社:東京都中央区、代表取締役社長:吉田 琇則) が、子会社で海洋深層⽔を活⽤した牡蠣の陸上養殖を研究開発する株式会社ジーオー・ファーム(沖縄・久米島)を代表の吉田氏の資産管理会社である株式会社グッドフィールドに7月1日付けで売却する。
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ジーオー・ファームは赤字が継続しており、2024年3月期で営業利益16百万円(対前年比△111百万円)、当期純損失95百万円(対前年比△233百万円)と収益性が悪化している。更なる時間と資金が必要な陸上養殖から撤退する。譲渡価格は525万円。
吉田氏は、6月27日付けで代表取締役を退任し、相談役となる。新任社長には、取締役の渡邊 一博氏が就く。陸上養殖を撤退し、海洋深層水により洗浄した牡蠣の店舗や卸売事業をメインとし、新たな成長基軸としての太陽光発電に乗り出す。
ゼネラル・オイスターの2024年3月期は、売上高37億90百万円(0.7%増)、営業利益16百万円(87.1%減)。23年度より厳しい状況にある。
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