スマートフォン版のフードリンクニュースを見る

広告

RSSフィード

やじうま速報

外食ニュース

2024年5月13日(月)06:54 やじうま速報

【24年4月街角景気】飲食は、5ポイントも急降下。賃上げが実感できるのはいつ?

記事への評価

  • ★
  • ★
  • ★
  • ★
  • ★
0.0

取材・執筆 : 安田正明 2024年5月13日

キーワード :   

 街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2024年4月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では、47.8 ポイントで、3月から5.3ポイントも下落した。

<関連記事>
ddS.gif
【鮫島の視点 】2月決算の24.2期決算と25.2期見通し
https://www.foodrink.co.jp/foodrinkreport/2024/04/2591023.html

【24年3月街角景気】変わらず、飲食関連のみ上昇キープ。北陸も復興景気の声。
https://www.foodrink.co.jp/news/2024/04/0962623.html

ゼンショー、正社員給与を【12.2%】も引き上げ。大卒初任給27万8千円。ほぼ1兆円企業は違う。
https://www.foodrink.co.jp/news/2024/03/1163641.html


   2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、48.9ポイントで、こちらも3月から4.6ポイント下落。景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、超円安に伴う物価上昇と中小企業にまで広がる賃上げがパラレルしておらず、3月まで実質賃金は24ヶ月連続マイナスとなるなど、弱さがみられる。半面、北陸は北陸応援割などで観光客が増え潤っているようだ。

■街の声
「客単価が相変わらず低いままである。やはり、節約は外食からなのかもしれない。」(北関東・一般レストラン)
「3か月前と比べてやはり気候、気温の変化もあるが、少しは人出が増えてきたようである。また、インバウンドの影響も多少ある。」(南関東・一般レストラン)
「急激な物価高騰により、外食や会食の機会が減っているのか、ゴールデンウィーク前で絞っているようである。」(甲信越・高級レストラン)
「飲食業の場合、夏の商戦が重要である。今年はかなり暑い夏になるとの予想もあり、この先2~3か月は現時点よりは上向く。」(南関東・一般レストラン)
「物価上昇による消費抑制の懸念は拭えないが、底堅い消費とインバウンドは引き続き期待ができる。」(東海・高級レストラン)
「北陸は年度末から継続的に人の動きが活発化している。北陸新幹線の延伸や能登半島地震の復興需要、更に円安でのインバウンドと需要が高まっている。」(北陸・一般レストラン)
「能登半島地震による自粛が落ち着き、県内客の受注が回復傾向にある。また、北陸応援割の第2弾などもあり、観光客が確実に増えている。」(北陸・高級レストラン)
「来客数は微増であるが、インバウンドを中心に客単価が上昇傾向にあり、前年比では約10%の上昇となっている。」(中国・一般レストラン)
「観光客や地元の客が増加しているが、人手不足により来客数を制限しなければいけない状況になっている。加えて、物価が上昇しているため、材料代も値上がりしており、売上はあるが利益に反映されない状況である。」(九州・高級レストラン)
「梅雨入りしそうなので来客が減りそうで心配である。」(沖縄・一般レストラン)

chinageS.gif

読者の感想

興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0

  • 総合評価
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
  • 0.0

この記事をどう思いますか?(★をクリックして送信ボタンを押してください)

興味深い
役に立つ
送信する
誰かに教えたい
  • 総合評価
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
  • 0.0

( 興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0

Page Top