やじうま速報
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取材・執筆 : 安田正明 2024年1月15日
街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2023年12月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では、58.8ポイント。11月から0.6ポイントアップ。2023年8月から上昇が続いている。
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2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、55.0ポイント。11月から0.3ポイント下落した。現状、先行き共に飲食関連が他業界よりも好況なようだ。但し、一部に物価上昇の影響で、外食を控える傾向を懸念している。
■街の声
「クリスマス、年末年始商品の売行きが予定どおりに推移している。」(東北・高級レストラン)
「忘年会シーズンの繁忙期ということもあり、予約でほぼ毎日満席状態である。1品料理を注文する客の客単価が上がっている。」(北関東・居酒屋)
「12 月はクリスマスや年末のパーティーシーズンでもあり、問合せや予約、利用者数も伸びている。」(南関東・高級レストラン)
「10 月以降、前年実績より良くなっており、今年は忘年会の予約もたくさん入っている。コロナ禍で大型宴会場のある居酒屋が数多く廃業したため、生き残った店舗に予約が集中したこともあるが、最近は新規開店も増えてきたので、全体としてかなり力強く回復しているようである。(甲信越・スナック)
「何年ぶりかの宴会で単価が上がっている。」(東海・一般レストラン)
「かつてと比べても、販売単価が高水準で推移しているほか、インバウンドを中心に来客数も増加傾向にある。」(関西・高級レストラン)
「物価上昇の影響で、外食を控える傾向にある。1~2か月先に良くなる要素は見当たらない。」(関西・一般レストラン)
「11 月までは来客数も順調に増えていたが、12 月に入ってから伸び悩んでいる。前年比増加率は 11 月と比べると 11 ポイント低下している。」(中国・一般レストラン)
「今年は忘年会を行う企業が多く、その流れにより 12 月は来客数が多くなっている。自粛ムードがないため、この状況が来年も続くと予想される。」(九州・スナック)
「年末のお陰で客単価が上がっている。また、忘年会が増えている。」(沖縄・一般レストラン)
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