やじうま速報
記事への評価
取材・執筆 : 安田正明 2023年11月8日
株式会社コロワイド(本社:横浜市西区、代表取締役社長:野尻 公平)が、神奈川工場にて食品廃棄物をメタン発酵処理し再生可能エネルギーやセメント製品としてリサイクルする業務委託フローが11月1日より実装され、コロワイドグループの全10工場において食品リサイクル率100%を達成したと発表した。
<関連記事>

サイゼリヤが仕掛ける『厨房革命』の一撃。廃油の清掃を不要にする最新技術で「もう飲食業を3Kと言わせない」
"世界の1%がローフードを食する時代へ"1,000店舗出店のモデル店「GINZA ローライフカフェ」
スシロー、使用済み食用油を再生航空燃料に。油回収から燃料製造までサプライチェーン化。
これまでグループの主力セントラルキッチンである神奈川工場を除き、すべての工場で"食品廃棄ゼロ"を達成済だった。今般、神奈川工場において、食材加工過程で排出される食品由来の廃棄物(食品残さ)をメタン発酵処理し、バイオガス発電による再生可能エネルギーへと転換するとともに、メタン発酵処理後の残さを建築用のセメント製品としてリサイクルする業務委託フローが実装されたことで達成した。
神奈川工場における食品リサイクル率100%を達成は、トータルコーディネーターとして㈱市川環境エンジニアリング、食品廃棄物の収集運搬については処理運搬事業者として㈱松屋フーズ、再生処理については処理業者として三菱マテリアル㈱傘下のニューエナジーふじみ野㈱の3社が業務委託先として協力した。松屋フーズは「牛めし松屋」の運営企業であり、グループ内に運送会社を持っている。


読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0