やじうま速報
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取材・執筆 : 安田正明 2023年6月12日
スシローを展開する株式会社あきんどスシロー(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:新居 耕平)が、2023年1月の迷惑動画をSNSに流した岐阜県の少年に対し、約6700万円の損害賠償を求めて3月に大阪地裁に提訴していたことが判明した。
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少年は1月3日、スシロー岐阜正木店に友人と訪問し、「しょうゆ差しの注ぎ口をなめる」「未使用の湯飲みをなめる」「回転レーン上のすしに指で唾液を付ける」という行動を友人が撮影し、それを1月29日までSNSで拡散した。
これにより、同社は客数が大幅に減ったと主張。親会社の株式会社 FOOD & LIFE COMPANIES(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長 CEO:水留 浩一)の株価は、1月30日に3015円から始まったが、31日2870円に急降下して、時価総額160億円以上も下がったという。
少年側は、なめた行為を認めて反省するが、請求棄却を求めて争う構えを示しているという。スシローの月次情報によると既存店客数は22年7月から23年5月まで11ヶ月連続で前年を割っているのが現状。この辺りを少年側は争うつもりなのだろうか。
スシローは別途、刑事事件としても被害届を提出しており、民事・刑事の双方で争う構え。模倣犯を出さないためにも厳しい処分を望む声が大きい。
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