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取材・執筆 : 安田正明 2023年5月23日
株式会社物語コーポレーション(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:加藤 央之)が、総合商社の兼松株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮部 佳也)とインドネシアのコングロマリット企業である「ワルガジャヤグループ」の「PT. Prospect Motor」との合弁で、インドネシア市場に進出するための合弁諸契約を締結した。
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ワルガジャヤグループは、繊維事業を発祥とし、自動車製造・販売事業、化学品・紙パルプ事業、運輸・倉庫事業、不動産事業、食品事業等、多岐に渡る事業を、インドネシア国内を中心に展開している。兼松は、物語コーポレーションの創成期より、主に食材の供給を担ってきた。
物語コーポレーションは、合弁のPT. Agrapana Niaga Gemilang社の株式65%を取得すると共に、第三者割当増資の約3億9百万円を引き受ける。5月31日付けで完了の予定。
同社は海外では中国・上海に子会社を持ち、上海で18店舗(2022年6月末現在)のみと、競合大手他社より遅れている。しかも、ブランドは現地向けに開発した「北海道 蟹の岡田屋総本店」「薪火焼肉 源の屋総本店」「焼肉王」の3ブランドであり、日本国内との統一感が弱い。
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