スマートフォン版のフードリンクニュースを見る

RSSフィード

やじうま速報

外食ニュース

2023年1月31日(火)08:34 やじうま速報

【外食市場22年年間】飲酒業態、コロナ前5割までは回復。"映え"、"ノンアル"は必須でしょ。

記事への評価

  • ★
  • ★
  • ★
  • ★
  • ★
0.0

取材・執筆 : 加藤一 2023年1月31日

キーワード :    

 一般社団法人日本フードサービス協会(略称:JF=ジェフ、本部:東京都港区、会長:近藤 正樹)が、協会会員社を対象とした月次外食産業市場動向調査の2022年1月~12月を集計した。売上は 113.3%と前年を上回るも、飲酒業態はコロナ前19年の半分以下に留まった。

<関連記事>
【外食市場21年年間】飲酒業態、コロナ前のたった27%。コロナ融資・助成金で延命。
https://www.foodrink.co.jp/news/2022/01/2880324.php

コロナのリベンジ消費、既に2割が実践。夕食では3千円多く使う。
https://www.foodrink.co.jp/news/2022/12/0180652.php

【居酒屋必見】アルコール量は選ぶ時代へ。 低アル・ノンアルの用意で間口を広げよ
https://www.foodrink.co.jp/foodrinkreport/2022/04/0170023.php


 コロナ禍3年目となった 2022 年の外食産業は、3 月にまん延防止等重点措置による営業制限が解除され、価格改定による客単価上昇もあり、全体売上は前年比 113.3%となった。しかし、営業制限解除後も、夜間の外食需要と企業等の大口宴会需要はなかなか戻らない状況が続き、19 年比では売上94.2%となった。

 また、業態間に明らかな差が見られ、ファーストフード(特に洋風)以外はコロナ前の売上を回復しておらず、特に、21年に酒類の提供制限で大きな影響を受けた「パブレストラン/居酒屋」は2019 年比では売上49.2%となっている。さらに 2 月に始まったロシアのウクライナ侵攻や日銀の金融緩和政策に起因する原材料費やエネルギーコスト等の高騰、人手不足による売り上げ機会のロスなどが、回復途上の外食産業の経営を圧迫している。

 業態別では、「ファミリーレストラン」118.1%・19年比83.8%、「ディナーレストラン」131.7%・19年比76.6%、「喫茶」116.8%・19年比80.0%、「パブレストラン/居酒屋」180.9%・19年比49.2%等の店内飲食業態は、回復基調にあるものの、コロナ前には戻っていない。一方、「ファーストフード」107.9%・19年比108.6%と引き続き、「洋風」を中心にテイクアウト・デリバリーの下支えに加え、注文方法の多様化などによる顧客利便性の向上などもあり、売上好調を維持している。

nenkan22.gif

bae.jpg

読者の感想

興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0

  • 総合評価
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
  • 0.0

この記事をどう思いますか?(★をクリックして送信ボタンを押してください)

興味深い
役に立つ
送信する
誰かに教えたい
  • 総合評価
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
  • 0.0

( 興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0

Page Top