やじうま速報
記事への評価
取材・執筆 : 加藤一 2022年12月13日
キリンビール株式会社(本社:東京都中野区、社長:堀口 英樹)が、クラフトビールディスペンサー「タップ・マルシェ」に新たに3社の台湾クラフトビールを12月からラインナップに加えて、台湾でもタップマルシェの展開を拡大させる。
<関連記事>
キリン「タップ・マルシェ」台湾進出。日本ではブルワリー数は増えれど、市場はまだまだ。
キリン、出荷価格6~13%値上げ。育ててきたクラフトビールは価格据え置き。
クラフトビール、日米比較。
同社は、海外で初めて2020年7月から自社「スプリングバレーブルワリー」の商品を扱い台湾で展開してきた。加わったのは、掌門事業股份有限公司(掌門精釀啤酒:ZHANGMEN Brewery)、台灣谷季股份有限公司(酉鬼啤酒:UGLY HALF BEER)、蔡氏實業有限公司 (蔡氏釀酒精釀啤酒廠:Tsai's Actual Brewing)の3社。
台湾におけるクラフトビール市場は、若年層を中心に支持が高まっており、クラフトビールを取り扱う店舗も年々増加し、クラフトブルワリー数は過去10年で約3倍に増えている。ビール市場構成比に占めるクラフトビールの割合も段階的に高まっており、21年時点では日本の約3倍にあたる約5%。飲食店に幅広いクラフトビールラインアップが求められている。
22年3月より現地ブルワリー龍昇釀造股份有限公司(SUNMAI)の商品を取り扱っているが、12月から新たに3社が追加されることになる。

読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0