日本の居酒屋や"町中華"の要素を取り入れつつ、原宿などの若者カルチャーアイテムをミックス。外国人や日本人でも新しい感覚を抱く、Tavern(レストラン・居酒屋・食堂バル)として、家族や友達、恋人が楽しむ場を提供するという。

　店内は、玉石タイルやブロック塀など昭和ノスタルジアを感じるアイテムを散りばめ、さらにそこに渋谷・原宿のストリートカルチャーをミックス。カウンター席にはヤシをモチーフにしたスカジャン暖簾、テーブル席には漆塗り風のアートパネルなど各所で日本とハワイの文化を融合を表現している。

　ラーメンは、「とんこつ」15ドル、「坦々麺」16ドル、「餃子（ポーク、海老、ビーガン）」8ドルから。ドリンクは、「キリン一番搾り」7ドル、「日本酒飲み比べセット」15ドルの他、渋谷・酒モヒートや原宿・紫蘇リフレッシャー、芸者・柚子スピリッツなど日本のカルチャーに触れた遊び心満載のクラフトカクテルを揃えた。

　09年4月「ALOHA TABLE waikiki」の出店を皮切りに、「Goofy&Dine」、「HEAVENLY Island Lifestyle」、「ZIGU」、「ALOHA STEAK HOUSE」、「natuRe waikiki」と計6店舗をハワイ・ワイキキを中心にドミナント出店し、今回で7店舗目。8月中にもう1店舗オープンさせるという。

　新型コロナウィルス感染症が猛威を振るい、8ヶ月にも及ぶ長い期間にわたり休業を余儀なくされたが、現在では日本人客は少ないが、ハワイ在住者やアメリカ本土からのツーリストに支持されて、賑わいを取り戻しているようだ。

「とんこつラーメン」15ドル